栃木塩谷殺傷事件・犯人の『家族』~被害者の母親と弟…父親はいない?

蜉蝣WORKS

2019年12月18日、栃木県塩谷町(しおやまち)で母子が殺傷される事件が発生しました。

犯人の男と母子の間に、いったい何があったのでしょうか?

◆栃木塩谷殺傷事件

事件があったのは、12月18日(火)午後2時55分ごろ。

場所は、栃木県塩谷町玉生(たまにゅう)にある住宅です。

付近に住む男性から

刺された人が助けを求めてきた

と110番通報があり、事件が発覚しました。

栃木県塩谷町は、人口1万人ほどの静かな町です。

作曲家の船村徹(ふなむら・とおる)さんが、塩谷町の出身なんですね。

船村さんは、細川たかし(ほそかわ・たかし)さんの『矢切の渡し』や鳥羽一郎(とば・いちろう)さんの『兄弟船』の作曲者として有名です。

静かな町でおきた凄惨な事件に、住民の方たちはさぞ驚いていることでしょう。

◆犯人の20歳男

母子を殺傷したのは、20歳の無職の男です。

男は警察の調べに対し容疑を認め、

殺すつもりだった

などと供述しています。

◆45歳母親

この事件で犠牲となったのは、犯人の母親で、45歳になる女性でした。

警察官が駆け付けたとき母親は、隣の家の庭で血を流して倒れていました。

母親は病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡しました。

◆17歳弟

この事件では、17歳になる犯人の弟も被害にあっています。

弟もナイフで刺されましたが、意識があり、命に別状はないということです。

弟は定時制高校に通っていました。

◆父親はいない?

この事件で、父親の存在は明らかとなっていません。

たまたま留守にしていたのでしょうか。

あるいは、母親と離婚または何らかの事情で離れて暮らしていたのかもしれません。

◆まとめ

警察は今後、殺人の疑いで動機などを調べることにしています。

犯人は20歳で無職だったことから、生活や仕事のことで、母親と言い争いになったのかもしれませんね。

弟は巻き添えを食ってしまったのでしょうか。

事件の真相は、捜査の進展や裁判によって、明らかとなってくるでしょう。

犠牲となられた母親のご冥福をお祈り申し上げます。

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