東京メトロ白金高輪駅で、男性が硫酸をかけられるという事件が発生しました。
犯人とされる男と被害者の間に、何があったのでしょうか?
◆白金高輪駅・硫酸事件
この事件は2021年8月24日午後9時ごろ、東京メトロ白金高輪(しろかねたかなわ)駅で発生しました。
犯人の男は小瓶に入った硫酸を男性の顔面にかけて、そのまま逃走したのです。
被害にあったのは、22歳の会社員男性で、全治およそ6カ月の重傷を負っています。
◆犯人の生い立ち
この事件の犯人は、静岡県静岡市葵区に住む、25歳の男です。
犯人の男は静岡市出身で、中学校は静岡市立城内(じょうない)中学校だと言われています。
高校は、常葉(とこは)大学附属橘(たちばな)高等学校。
これは、指名手配された写真が高校時代の卒業アルバムで、着用している制服から特定されています。
【速報】東京メトロ白金高輪駅で男性が硫酸をかけられて重傷を負った事件で、警視庁は静岡市葵区の花森弘卓容疑者(25)を全国に指名手配した。写真は警視庁提供。
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— ABEMA TIMES (@ABEMATIMES) August 27, 2021
大学は、琉球大学農学部へ進学しました。[1]
男が専攻した学科は、硫酸やクロロホルムが身近なところにある環境でした。
被害者の男性も同じ大学で、同じサークルの先輩と後輩の関係だったということです。
そして男は、琉球大学を中退。
現在は、静岡大学農学部に通っていました。
知人女性は男について、
おっとりした子。友だちの出入りは一度も見たことがないです
と話しています。
◆有名な整体師の父親
犯人の男の父親は、有名な整体師でした。
男が生まれた時はすでに高齢で、男は大切に育てられます。
父親が亡くなった後は、伯父(父親の兄)が後見人として面倒を見ていました。
伯父は月に一度くらい、男の様子を見に来ていたそうです。
◆中国人の母親
犯人の母親は、中国出身の方でした。[2]
母親も医療関係の職に就いており、家庭は裕福であったということです。
男が高校生くらいの頃、昼間に、家の前の道路の真ん中で、母親に馬乗りになっていたことがありました。
男の手は、首元を掴んでいました。
他人に見られると、バツが悪そうに家の中に入っていきましたが、誰かが通りかからなかったらどうなっていたんでしょうか?
母親も10年内に、病気で亡くなっているそうです。
◆兄弟はいる?
犯人の男に兄弟がいるかどうかは、分かっていません。
両親を病気で亡くした後、静岡市葵区の一軒家で1人暮らしをしていた
ということなので、おそらく一人っ子だったのでしょう。
◆結婚してる?
結婚はしていないと思われますが、報道ベースでは分かりません。
◆まとめ
という訳で今回は、硫酸事件の犯人の男の家族について紹介してきました。
大学時代に何があったのかは、取り調べの段階で明らかになっていくことでしょう。
◇脚注
- TBS 2021年8月29日 【独自】“硫酸”事件で逮捕の男、沖縄で身柄確保時に50万円所持
- 文春オンライン 2021年8月29日 《白金高輪硫酸事件》25歳大学生容疑者が起こしていた“母親馬乗り事件”と不可解発言「僕の彼女は宇宙人しかいないかな」
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