2021年8月31日、東京都に住む女子高生が、山梨県で遺体を発見されました。
女子高生の身に何があったのでしょうか?
◆18歳の不明女子高生
遺体で発見されたのは、東京都墨田区東向島(ひがしむこうじま)に住む、18歳の女子高生です。
女子高校生は8月28日から行方不明で、警視庁が行方を追っていました。
28日午後、墨田区内の駐車場で、何者かの車に自ら乗り込む姿が防犯カメラに映っています。
そして、31日午前2時ごろ、山梨県の山中にある物置小屋のような家屋の中で、遺体を発見されました。
遺体発見時は行方不明になった時と同じ服装で、胸付近に血液が付着していました。
◆通報した母親
亡くなった女子高生は、8月28日午後3時半ごろ、母親に、
友達に会いに行く。すぐ戻る
と言って外出しています。
女子高生が帰宅しないことから、母親は28日午後6時半ごろに110番通報しました。
思うのですが、女子高生とは言え、午後6時半に帰宅しないから110番通報するというのは、タイミングが早い気がします。
普通は、「遅いな…」と心配しだすのがそれくらいの時間で、心当たりを探したり友人宅に電話したりして、通報は数時間後になるでしょう。
つまり、それだけ通常でない事象を、母親が掴んでいたということです。
娘の様子がおかしかったか、外出の仕方が不自然であったとか、そういう事情があったのだと思われます。
◆事情を知る群馬の夫婦
警察は、防犯カメラに写っていた車を探していましたが、8月30日午後7時20分ごろ、長野県内で発見しました。
この車に乗っていたのは、群馬県渋川(しぶかわ)市に住む20代の夫婦です。
東京都に住む女子高生が、山梨県で発見され、群馬県に住む夫婦が、長野県内で確保されたわけです。
夫婦は、
(女子高生を)殺害して遺体を山の中に遺棄した
と、犯行をほのめかしています。
警察は死体遺棄の容疑で、この夫婦を逮捕する方針です。
死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、3年以下の懲役に処する。
◆まとめ
今回の事件は、被害者が遺体で発見され、加害者と思われる人物が確保されました。
疑問が残るのは動機で、東京の被害者と群馬の加害者がつながった経緯も不明です。
捜査の進展を見守りたいと思います。
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