【大阪・摂津】交際女性の3歳男児に熱湯を浴びせ殺害した23歳無職男の『罪と罰』

児童虐待

2021年9月22日、3歳男児に熱湯をかけ死亡させた男が逮捕されました。

まったく信じられない事件です

この男と男児の間に、いったい何があったのでしょうか?

◆逮捕された23歳無職男

今回の事件で逮捕されたのは、大阪府羽曳野市に住む、23歳の無職男です。

この男は8月31日の午後、大阪府摂津市内のマンションの風呂場で、男児の全身に熱湯を浴びせ、殺害した疑いがもたれています。

男が自ら119番へ、

浴室内で男児が呼吸をしていない

と通報したことで、事件が発覚しました。

警察の取り調べに対し男は、

熱湯を故意に浴びせていません

と、容疑を否認しているということです。

◆熱湯を浴びた3歳男児

今回の事件で犠牲となったのは、わずか3歳の男児でした。

消防が駆けつけたとき、男児は裸の状態で、全身に重度のやけどをしており、心肺停止の状態でした。

マンション住人の40代女性は、事件当日について、

子供の『ギャー』と叫ぶような声が2回聞こえて、何事かと思った

と話しています。

過去には男児が顔にけがをしているのを目撃した近隣住民が通報しており、日常的に虐待を受けていた可能性があります。

◆23歳の母親

この男児は、23歳の母親と一緒に暮らしていました。

そして母親は、2020年秋ごろから、無職男と交際をスタート。

男は、母子が住む部屋に出入りしていたということです

事件当時、男児の母親は外出していて、部屋には男児と無職男の2人だけでした。

男児が救命処置を受けている間に、母親が慌てた様子で帰ってきて、その場にいた男に、

あんた何したん!

と怒っていたそうです。

◆無色男の両親

産経新聞は、無職男の両親に取材を試みています。

両親は、

ここ数年は連絡をとっておらず、何をしているのかわからない。虐待については心当たりがない

と話したということです。

◆無職男の罪と罰

警察は男を殺人容疑で逮捕しています。

刑法第199条
人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。

殺人罪が確定すれば男は、

  • 死刑
  • 無期懲役
  • 5年以上の懲役

のいずれかになります。

過去の類似する事件としては、2010年11月、山口県下関市で発生した殺人事件があります。

この事件で、28歳の男は、交際相手の6歳の次女を絞殺したとして逮捕されました。

山口地裁は、無期懲役の求刑に対し、懲役30年の実刑判決を言い渡しています。

◆まとめ

またも悲しい事件が起きてしまいました。

圧倒的に一番悪いのは、加害者の男です。

しかし、こんな男と交際し、虐待の疑いがあるのに男と男児を2人きりにした母親も、重罪だと思います。

そして、虐待情報を活かしきれなかった児童相談所。

既視感…

同じような構図の事件を耳にしたのは、そんなに昔のことではなかったでしょう。

もういい加減に気付きましょう

無職の若い男は、交際相手の子供を虐待するんです。

児童相談所職員というフツウの公務員では、虐待から子供を守れないんです。

せめてこれ以上、子供が悲惨な亡くなり方をしませんように。

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