2022年7月8日、元総理大臣の安倍晋三(あべ・しんぞう)さんが銃撃され、亡くなりました。
元自衛官の山上徹也(やまがみ・てつや)容疑者がその場で確保され、取り調べを受けています。
今回は、銃撃事件を時系列で確認し、事件の背景をまとめていきます。
◆安倍元首相銃撃事件の時系列
7月7日(木)午後
安倍氏は7月8日に長野で応援演説予定であったが、週刊誌で候補者の女性スキャンダルが出たため、急遽、長野入りを中止。[1]
そこから8日の予定を調整し、奈良、京都、埼玉の3県への応援が決まった。
7月7日(水)午後7時
安倍氏は、岡山市北区の市民会館で、自民党公認候補者の応援演説をしていた。[2]
この日、山上容疑者も岡山を訪れており、安倍氏を襲撃する機会をうかがっていたと見られる。
7月8日(金)午前11時10分
参議院選挙に立候補している、自民党・佐藤啓(さとう・けい)候補者の街頭演説がスタート。
7月8日(金)午前11時19分
安倍晋三氏が現場に到着。
7月8日(金)午前11時29分
安倍氏が応援演説を開始。
7月8日(金)午前11時30分
山上容疑者が自作の拳銃を2発発砲。
2発目が安倍氏の上腕部や頸部に命中した。
7月8日(金)午前11時31分
奈良市消防局へ119番通報。
7月8日(金)午前11時32分
救急隊が出動。
7月8日(金)午前11時36分
救急隊がドクターヘリを要請。
7月8日(金)午前11時37分
救急隊が現場到着。
7月8日(金)午前11時54分
救急隊が安倍氏を現場から搬送。
7月8日(金)午後0時09分
救急隊からドクターヘリに引き継ぎ。
7月8日(金)午後0時20分
ドクターヘリが、搬送先である奈良県立医科大学附属病院へ到着。
緊急手術開始。
7月8日(金)午後5時前
安倍氏の妻・昭恵さんが、病院へ到着。
7月8日(金)午後5時03分
安倍晋三氏が死亡。
死因は失血死。
7月8日(金)午後6時10分
奈良県立医科大学附属病院の吉川公彦病院長と、治療に当たった救急医学の福島英賢教授が記者会見。[3]
福島教授は、
搬送されたとき、救命はかなり厳しい状態で、銃創は心臓に達する深さだった。20人以上の態勢で手術を行い、大きな傷はふさぐことができたが、残念ながら心拍は戻らなかった
と、説明した。
◆まとめ
今回は、安倍晋三氏銃撃事件における時系列の経緯を確認してきました。
何とか一命を取りとめてもらいたかったのですが、残念です。
安倍さんのご冥福をお祈り申し上げます。
◇脚注
- FLASH 2022年7月8日 亡くなった安倍元首相、遊説先が長野から奈良に直前変更…応援受けるはずだった松山三四六氏も悔しさ滲ます
- 山陽放送 2022年7月8日 【動画あり】安倍元総理「きょうは七夕、晴れましたよね」きのう(7日)は岡山市民会館で支持者を前に演説
- NHK NEWS WEB 2022年7月8日 安倍元首相 銃撃され死亡 奈良で演説中 41歳の容疑者逮捕
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