「知らない会社名」の「知らない人」が突然電話をかけてきて、儲け話を始める…
そりゃあ、怪しいですよね(^_^;)
まあ、そんな怪しい話はスルーするのが普通の反応でしょう。
◆テレアポは怪しいのか?
ひと昔前には「押し売り」なんて職業があって、ガラの悪い男が玄関に上がり込み、
“刑務所から出所したばかりで、これからは正業で生きていく身だ。そんな気持ちを踏みにじる気か?”
と恫喝。
変哲のないゴムひもや歯ブラシなどを、高価な値段で売りつけていました。
これの現代版が「テレアポ」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、一部の違法な業者を除いて、テレアポの商材はまともな製品です。
ただ、新人などスキル不足の営業マンが圧倒的に多いため、テレアポはイメージが悪いのです。
◆プロパティエージェントの評判は?
プロパティエージェントも、テレアポ営業をやっている会社ですね。
プロパティエージェントは東証一部に上場する会社で、社長は中西聖(なかにし・せい)氏。
ご自身もベンチャー企業家として有名ですが、フリーアナウンサー・山本モナさんの旦那さんと言った方が分かりやすいでしょうか。
プロパティエージェントは、会社のイメージキャラクターに、元宝塚女優の真矢ミキさんを起用。
真矢さんを起用するあたり、絶妙なセンスですね。
企業体制は申し分ないと言えるでしょう。
2018年3月期の年間売上高は192億円、経常利益は11億円、自己資本比率23.6%。
財務内容は、客観的に良い会社といえます。
事業内容は不動産開発と販売、管理。
営業戦略は『IT×都心×不動産』で、ITをフル活用して投資家のニーズを引き出すことにより、業績は増収増益を続けています。
上記のように、
- 企業体制
- 財務内容
- 営業戦略
◆テレアポの怪しい話を信じて良いのか?
テレアポの話をすべて信じるのは危険ですが、プロパティエージェントは怪しい会社ではありません。
あとは、プロパティエージェントが提案してくるマンション投資の話に、自身が賛同できるかどうかですね。
全体的な提案内容は、以下の感じだと思います。
1.ローンを組んで、都心の投資用マンションを購入
2.マンションを賃貸し、家賃収入でローンを返済
3.日常の管理は、家賃の数%でプロパティ社が請け負う
4.投資家には、節税効果と年金効果、生命保険効果がもたらされる
◆こういう人は向いていない
マンション投資は、こういう人には向いていません。
1.自己資金がない人
2.マンション投資に向ける手間や時間が確保できない人
3.短期的なリターンが必要な人
“全額ローンで調達できます”
と説明されると思いますが、リスクに対する許容度が低くなりすぎぎます。
自己資金をマンション購入に充てるかどうかは別として、空室1年分くらいの自己資金を持った状態でないと、日常生活に深刻な影響が出る可能性があります。
2.については、プロパティエージェントが管理してくれるので、
“基本的に手間や時間はかかりません”
と説明されるでしょう。
しかし、借り手からのファーストコールは管理会社に行くにしても、何かの判断はこちらが下さなければなりません。
日常のメンテナンス、借り手からの要望、空室が出た時の対応、リフォームや賃料設定など…
不動産経営は、手間と時間が掛かるものだという事を、しっかりと認識しなければなりません。
3.については、そもそも不動産業と言うものはミドルリスク・ミドルリターンです。
ごく一部の人気マンションを除き、マンション価格上昇によるキャピタルゲインは期待できません。
月々のフロー収入についても、ローンと家賃の金額によるものの、基本的には管理費と税金まで含めると赤字になると思います。
つまり、初年度から何らかのリターンを求めるものではないということです。
リターンが生まれるのはローン支払いが終わった後、年金のように毎月一定金額のリターンが返ってくるようになります(年金効果)。
また、投資家に万一のことがあった場合は、団体信用生命保険によりローンが消滅し、借金なしの不動産だけが残ることになります(生命保険効果)。
◆こんな人は向いている
裏を返せば、こんな人はマンション投資に向いています。
1.自己資金がある人
2.マンション投資に向ける手間や時間が確保できる人
3.短期的なリターンが必要ない人
お金と言うものは、リスクを負った分だけ、手間を掛けた分だけ入ってきます。
“楽してノーリスクで儲けてやろう”
という考え方は、どの業種においても成功しません。
◆まとめ
という訳で今回は、プロパティエージェントにおけるマンション投資について考えてきました。
割とまともな会社なので、変なものを強引に売りつけられると言うことはありません。
悩んでいる方は、一度、無料相談を試してみてはいかがでしょうか?
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