東京・足立区で発生したうさぎケージ監禁事件は、報道を追うごとに加害者夫婦の異常性と残忍さが伝わってきます。
今回は、事件を起こした悪魔の夫婦と、犠牲となった子供たちについて、まとめたいと思います。
◆うさぎケージ監禁事件
この事件は、2012年12月~2013年3月3日の約3ヶ月間、当時3歳だった次男を、うさぎ用のケージに監禁し、死に至らしめたものです。
うさぎ用のケージはリビングに置かれ、リビングでは夫婦や他の兄弟がテレビを見たり遊んだりしていましたが、次男だけがケージに入れられた状態でした。
両親や兄弟らが他の部屋で寝た後も、リビングに1人、残されていたという事ですが、この家族はどのような家族だったのでしょうか?
◆父親
まずは、主犯格の父親。
31歳で無職とされていますが、元々は足立区内のホストクラブで働いていました。
無職なので昼間からブラブラしており、家賃や駐車場の賃料も滞納しています。
一方で、生活保護費や児童手当により年収は500万円を超え、出前を取ったり、毎週のように一家で外食したり、という一面もありました。
次男のうさぎ用ケージ監禁を主導し、死亡のきっかけとなる
夜に騒ぐので口にタオルを巻いた
のも、遺体を遺棄したのも、この父親の犯行とされています。
2014年12月には、次男の事件とは別の傷害罪など5事件で起訴され、懲役10ヶ月と懲役2年との2件の実刑判決を受け、既に服役中です。
◆母親
次に、28歳の母親。
当時、父親が務めるホストクラブに通っており、それが縁で結婚しています。
20歳の時に長女を出産し、それから8年間で次男を含め7人の子供を出産するという、驚異的な出産ペースですが、母親としての愛情は伴いませんでした。
2014年11月には、児童手当など計60万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われ、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けています。
◆長女
一番上の長女は、8歳(2014年10月時点)の小学生です。
さぞや恐ろしい虐待を受けていたのかと思いきや、同じアパートの住民は
美人の長女はかわいがっていたように思う。オシャレな服を着せて、小学校にも通わせていた
と証言しています。
小学校に通わせるのは、ある意味当たり前なのですが…
それでも、週1回の外食にも長女だけは連れて行っており、兄妹の中では別格の扱いでした。
また、7人兄妹の中で唯一、母親の連れ子だとの情報もありますが、真意は定かではありません。
《後編へ続く!》
うさぎケージ事件の『家族』~悪魔の夫婦と7人の子羊・後編
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