滋賀大津・右折事故の『家族』~亡くなった2人の園児、運転した2人の女性

蜉蝣WORKS

2019年5月8日、滋賀県大津市で、2人の幼い命が奪われる交通事故が発生しました。

池袋の事故の記憶がまだ新しいのですが…

今回は、この痛ましい事故を取り巻く『家族』にスポットを当て、ご紹介します。

◆滋賀大津・右折事故

今回の事故は、滋賀県大津市大萱(おおがや)6丁目の県道交差点で発生しました。

県道の通称は「さざなみ街道」。

名前のとおり、四季折々の琵琶湖の景色が楽しめ、普段から散歩やサイクリングを楽しむ人が多い道路です。

しかしこの日の現場は、阿鼻叫喚(あびきょうかん)の地獄絵図となりました。

事故は、県道を右折レーンから右折しようとした普通車と、直進してきた軽自動車が接触したことから発生。

直進者を避けようとした軽自動車が、保育園児が多数いた歩道に突っ込み、大惨事となります。

◆亡くなった女児の家族

この事故で、2人の保育園児が犠牲となっています。

うち1人は、2歳になる女の子でした。

女児は両親とお姉ちゃん、弟の5人家族でした。

女児の父親は、滋賀県警を通じて、4ページにわたる手書きのコメントを出しています。

青葉の候、各位ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さる、2019年5月8日滋賀県大津市にて残念な事故が起きました。

その中で、私どもの娘、(名前)が今回の不慮な事故に巻き込まれ、わずか2年10カ月という短い人生に幕を閉じました。

レイモンド淡海保育園におかれましては、短い期間ではありましたが娘のかけがえのない笑顔を見守ってくれたことには感謝の意しかなく、今回の事にとらわれることなく今後も小さな命に寄り添い、共に歩み続けることを娘もきっと望んでいます。

私ども家族としても、家族5人で苦楽を共にし、普通に過ごせると思っておりましたので、今回、娘(名前)の突然の逝去に関しては驚きを隠せず、現実とは思えませんでした。

しかしながら、今自宅で話をせず、いつも明るく、いたずらっぽい笑顔も見せることもなく、ずっと寝ている娘を見ていると、徐々にではございますが、私どもとしても娘の死を受け入れざるを得ません。

1日たつごとに家族としても胸が張り裂けるほどの深い悲しみに包まれております。

現在(名前)を含め、家族5人で最後の一家だんらんを過ごしております。

報道関係各位におかれましても、自宅周辺、近隣葬儀場等における取材・撮影等はお断り致します。

私どもとしても安らかに娘を旅立たせようと思っております。優衣は2年10カ月しか親より愛情を受けておらず、最後に私ども夫婦・姉弟よりたっぷりと愛情を注ぐ式にしたいと思います。

報道関係各位におかれましても何とぞ私どもの心情を察していただき、ご配慮のほどよろしくお願い致します。

このコメントに対し、キャスターの小倉智昭さんは、

3日前の事故にもかかわらず保育園に対しては感謝とこれからも立派に子供たちを育てて下さいっていう言葉が添えてあって、なかなかあそこまでの気持ちになれないものだと思うんですけどね

と、父親の気持ちを慮っていました。

小倉智昭の『家族』~子供はいる?妻の画像!父親・母親・姉について
フジテレビの朝の顔でおなじみ、フリーアナウンサーの小倉智昭(おぐら・ともあき)さん。 講演会や雑誌ではカツラをカミングアウトしてます! 今回は、そんな小倉さんを育み、支えてくれる『家族』にスポットを当て、ご紹介します。 ◆実家・父親の職業は

◆亡くなった男児の家族

今回の事故で、もう1人犠牲となったのは、2歳になる男の子でした。

男児の家族は、以下のコメントを出しています。

私たちは、このたびの突然の事故で大切な家族を失い、深い悲しみを受けています。

このような私たちの心情をお察しいただき、自宅や葬儀会場での取材や写真撮影をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

◆運転していた52歳女性の家族

今回の事故の引き金となったのは、右折しようとした車を運転していた52歳の女性です。

この女性が運転したいた車種は、グレーの日産ノートでした。

この女性には18歳の娘がいるという情報がありますが、真偽のほどは定かではありません。

52歳女性は、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で逮捕・拘留されています。

本当に18歳の娘さんがいるとしたら、母親のことを心配していることでしょう。

◆運転していた62歳女性の家族

直進していた軽自動車を運転していたのは、62歳の女性です。

この女性も自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で逮捕されましたが、過失度合いが低いと言う判断から釈放されています。

実際に園児をはねてしまったのはこの女性が運転する軽自動車(ダイハツ・ムーヴキャンパス)です。

釈放されたとはいえ、非常に責任を感じていることでしょう。

フォローしてくれる家族の存在があると良いと思います。

◆まとめ

今回の事故では、園児たちを散歩させていた保育園側が批判される場面もありました。

しかし事故現場では、必死に園児たちを救おうと奮闘した、保育士さん達の姿があります。

見当違いの批判をしても、失われた小さな命は戻りません

犠牲となられた2人の園児のご冥福をお祈り申し上げます。

[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”upper” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”true” box_center=”false”]こちらは高齢者の事故…[/word_balloon]

https://kagerou-kazoku.com/ikebukuro-runaway-accident

コメント

タイトルとURLをコピーしました