2019年7月16日、埼玉県蕨(わらび)市で、高校生が就寝中に首を刺される事件が発生しました。
今回は、被害者の高校生とその家族にスポットを当てて参ります。
◆埼玉県蕨市で傷害事件
この事件は、2019年7月16日の午前3時半ごろ、埼玉県蕨市北町1丁目の住宅で発生しました。
この家の2階で就寝していた17歳の男子高校生が、首を刃物で切られてケガをしたのです。
男子高校生は、
全く知らない人に切られた
と話しています。
現場はJR蕨駅の北西約350メートルの住宅街にあります。
◆被害者の男子高校生
男子高校生は、2週間程度の入院が必要ですが、命に別状はありません。
この家の2階のベランダには、家族以外の足跡があり、2階の窓の鍵はかかっていませんでした。
しかし、男子生徒の部屋に物色された跡はなかったということです。
警察は、犯人がベランダから侵入したとみて、捜査しています。
◆被害者の父親
男子高校生の父親は、年齢42歳。
2階の別の部屋で寝ていた父親は、犯人を目撃しています。
父親が叫び声を聞いて廊下に出ると、男子高校生が首から血を流して、階段を下りていたということです。
そのあと犯人も2階から階段で1階に下りて、玄関から逃走しました。
父親は警察の調べに対し
「男と面識はない」
と話しているということです。
◆33歳の女性が同居…母親は?
事件の通報は、この家に住む33歳の女性からなされました。
「侵入してきた男に、子供が首を切られた」
と話したそうです。
この家には、父親と男子高校生と、この女性の3人が暮らしていました。
父親の内縁の妻なのかもしれませんね。
母親は同居していないので、離婚したか早くに亡くなったのでしょう。
◆犯人は逃走中
警察は、現場から逃走した男を、殺人未遂の疑いで捜査しています。
犯人の男は、年齢が20代から30代くらい。
身長1メートル75センチほどで、薄いグレーの作業着に、黒色の長ズボンを履いていたということです。
◆まとめ
今回の事件は、犯行の目的がはっきりしません。
物盗りだったとしたら、なぜ部屋を物色もせずに、いきなり男子高校生を傷つけたのでしょうか?
最初から男子高校生を狙った犯行ならば、なぜ被害者も父親も面識がないのでしょうか?
もう少し、警察の捜査の進展を待つ必要がありそうですね。
男子高校生が早く快復することを願っています。
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