熊谷殺人・ペルー人犯人の『家族』~兄も殺人犯?父、母、姉は?

蜉蝣WORKS

埼玉県熊谷市で発生した連続殺人事件は、犯人と見られる日系ペルー人が、意識不明の状態が続いており、事件の解明が進んでいません。

今回は、日系ペルー人の男の「家族」を検証し、事件の背景を探りたいと思います。

《事件の内容はこちらの記事にて》
【埼玉・熊谷】連続殺人事件・女児ほか殺害したペルー人の罪と罰

◆父親の国籍は?

ペルー人容疑者の父親の国籍については、大手メディアより2通りの報道があっています。

1つは、日本で就労するために、日本名を、3万円で買ったというもので、このパターンだと、父親は日本人ではないことになります。

もう1つは、父親は子供の頃にペルーに渡った日本人というもので、このパターンでは父親は、最初から日本名を持っていたことになるでしょう。

いずれにしても、父親はペルー人の女性と結婚し、リマ市東部の低所得層が多く住む地域に居を構えます。

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◆母親の国籍は?

ペルー人容疑者の母親は、純粋なペルー人です。

夫とは、10人の子宝(11人という報道もあり)に恵まれましたが、夫がアルコール中毒で暴力を振るうなど、家庭環境は劣悪なものになっていきました。

理由は分かりませんが、夫とともに、早くに亡くなっているようです。

◆兄も殺人犯?

ペルー人容疑者は、10人兄弟(11人兄弟という報道もあり)の末っ子であり、複数の兄と姉が存在します。

現在、兄のうち2人が、日本に住んでいるそうです。

兄の中で最も重要なのは、上から4番目の兄。

2000年から2006年の間に25人を殺害し、ペルー犯罪史上最悪の「死の使者」と恐れられた人物です。

4番目の兄は、25人のうち17人の殺人事件について有罪となり、2007年に禁固35年の刑が確定。

2009年以降は、刑務所を出て医療施設に収容されていると言われています。

4番目の兄は、なぜこのような犯罪を起こしたのでしょうか?

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報道によると、4歳の時から家族による性的虐待を受けていた彼は、5歳の時に動物を殺傷するようになりました。

大人になり、一旦はペルー軍に入隊するも、2カ月で除隊処分となっています。

除隊となった理由は、「神の命令が聞こえる」と漏らす彼を、軍の精神科医がサイコパスと診断、「社会の脅威である」と判定したためでした。

その後、彼は「薬物中毒者、売春婦、同性愛者、泥棒などを街から消し去るように」という神の声が聞こえるようになったと言います。

そして、自らを崇高な任務を負った「死の使徒」であると考えるようになり、連続殺人鬼へと変貌を遂げたのでした。

◆姉は何人いるのか?

ペルー人容疑者には複数の姉がいるようですが、一体何人いるのでしょうか?

まず最初に、容疑者は職務質問の際、「神奈川県の川崎に姉 がいる」と語っており、真実であれば、川崎に姉がいることになります。

また、「兄2人、姉2人と来日した」とも語っているので、姉はもう1人日本にいるのでしょう。

3人目として登場するのは、ペルー在住で取材に応じている姉・マリアエレナさん。

3年前に容疑者がペルーに帰国した際、弟との会話の中で、精神状態が悪かったことに気づいていました。

今回の事件について、「心からおわびします。遺族のために私の命をささげたい」と話しています。

《大阪中1事件の犯人家族に関する記事はこちら》
大阪中1殺人 犯人の家族~娘の年齢?妻との出会い?父 母 妹の写真

4人目としては、19年前に自殺した姉がいるそうです。

当時22歳だったこの姉は、刃物で自殺しましたが、姉は鏡に自分の血で「こんな世界は嫌だ。神様許して下さい」などと書き残していました。

今回の熊谷の事件でも、夫婦が殺害された住宅の壁に血で文字が書かれており、この姉の死は、容疑者に大きな影響を与えています。

他にも、両親を亡くした容疑者を6~13歳の間、養ってくれた姉と、「死の死者」に対して女装を強要したという一番上の姉などがいます。

同じ人物が、複数のエピソードに重なっている可能性がありますが、少なくとも容疑者には、4人の姉が存在したといえます。

◆まとめ

これまで見てきた通り、ペルー人容疑者の家族背景が、今回の事件に与えた影響は否定できないでしょう。

頭蓋骨を骨折し、意識不明の重体となっていたペルー人容疑者ですが、「危険な状態は脱した」ということで、快方に向かっています。

意識が回復したペルー人から語られる事件の全容は、一体どのようなものなのでしょうか?

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