2019年12月14日、東京都青梅市で、高齢の男性が殺害される事件が発生しました。
今回は、この男性の家族や事件の背景にスポットを当てていきます。
◆東京青梅・高齢男性殺害事件
事件が発生したのは、12月14日(土)午前1時55分ごろ。
場所は、東京都青梅市成木4丁目の一戸建ての住宅です。
被害者の男性から、
泥棒に入られたようだ
と110番通報があり、事件が発覚しました。
しかし、約15分後に青梅署員が到着すると、被害者の男性は頭を殴られて殺害されていました。
◆母親は死亡…妻や子供は?
殺害された男性の年齢は67歳。
約10年前に母親を亡くしてからは、1人で暮らしていたということです。
ということは、結婚歴はなく、妻や子供もいなかったものと思われます。
わずかに、以前は結婚していたという可能性も考えられますが、次の理由からその可能性も低いでしょう。
◆なぜ1億円を持っていた?
なぜ結婚していた可能性が低いのかというと、
(男性が)多額の現金を所有しており、知人らに1億円入りのアタッシェケースを見せるなどしていた
ということからです。
離婚したら妻は他人になりますが、子供は他人ではなく法定相続人です。
大切な子供に残すお金を、他人に見せびらかすようなことはしないでしょう。
男性は、
近くの農協に5億円を渡しに行く
と話していたこともありました。
男性はなぜ、そんな大金を持っていたのでしょうか?
◆男性の職業や経歴は?
殺害された男性は、東京・青梅市の中学校を卒業後、神奈川県相模原市の運送会社に勤務していました。
男性は60歳で定年退職するまで、運送会社に勤務しましたので、退職金も出ていることでしょう。
しかし、運送会社の給料や退職金で数億円の現金を遊ばせることはできません。
謎を解くカギは、
かたわらで、親族の仕事も手伝っていた
と言う情報でしょうか。
何の仕事か分かりませんが、不動産や株の類だったら、数億円という現金を手にする可能性もありますね。
男性は、自宅のまわりに「自力で」新たな建物を増築したりしていたそうです。
この辺が、普通の運送会社勤務の男性とちがう何かを感じさせますね。
◆まとめ
という訳で今回は、東京青梅の高齢男性殺害事件における、被害者の家族などにスポットを当ててまいりました。
犯行は営利目的であった可能性が高く、「怨恨」にくらべ捜査は難しいと思います。
しかし、法治国家の名に懸けて、警察には頑張ってほしいですね。
亡くなられた男性のご冥福を、お祈り申し上げます。
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