◆新党「太陽の党」を結成
元航空幕僚長の田母神俊雄氏と西村真悟衆院議員とは2014年9月25日、衆院議員会館で記者会見し、新党「太陽の党」の結成を発表しました。
太陽の党は2012年に石原慎太郎氏らが結成し、休眠状態にあった党であり、石原氏も会見に同席しました。
新党の代表は西村氏、代表幹事を田母神氏が務め、自主憲法制定や外国人参政権反対、原発再稼働などを主要政策に掲げました。
◆田母神俊雄 名言ベスト3!
ユーモアと切れ味を織り交ぜたトークが田母神さんの持ち味であり、これまでに数々の名言・迷言を世に問うてきました。
ここに、その中から厳選されたベスト3をご紹介します!
≪第3位≫
「自衛隊は何で食べてるんですか?-茶碗と箸ですよ」
読売テレビの人気番組「たかじんのそこまで言って委員会」田母神さんが出演したときに生まれた名言です。
「自衛隊は何で食べてるんですか?」は、日本反核法律家協会会長の池田眞規弁護士が、自衛隊の存在理由を問うために出した質問です。
「外国からの脅威を守るため」というのが池田弁護士が考える回答だと思われますが、田母神さんの答えは「茶碗と箸ですよ」でした。
田母神さんとしては皮肉を込めて返したわけですが、池田弁護士も手を叩いて笑っていました。
考え方の相違はあるものの、返しの良さをたたえる余裕は、さすがに大物ですね。
≪第2位≫
「アサヒは飲むものであって、読むものではありません」
従軍慰安婦の強制連行があったとする「吉田証言」や、原発事故に関連する「吉田調書」をめぐり、朝日新聞への批判が集中しています。
そんな朝日新聞ですが、考え方の違いから田母神さんとは従前から折り合いが悪く、お互いに批判し合ってきました。
この言葉が最初に出てきた時期は定かではありませんが、考えが端的にまとめられており、ゴロも良いことから、頻繁に引用されるフレーズとなっています。
≪第1位≫
「そんなの関係ねえ」
当時の自衛隊イラク派遣について、名古屋高裁が傍論として「憲法に違反する」と判断したことに対する、当時現役の田母神航空幕僚長の名言です。
正確には、「純真な隊員には心を傷つけられた人もいるかもしれないが、私が心境を代弁すれば大多数はそんなの関係ねえという状況だ」と発言しています。
田母神さんは笑いを取るつもりだったそうですが、やはりそれでは済まされず、国会で取り上げられるほどの大問題となり、「危険人物」のレッテルを貼られるきっかけとなりました。
田母神さんからすると、命をかけて海外へおもむく隊員の気持ちを分かって欲しいという思いを、一流のユーモアにのせて日本国民に発信したのだと思います。
なお、この発言は、「当時流行していたお笑い芸人・小島よしおのギャグを意識して言ったのではない」と本人に確認したことを、当時の石破防衛大臣が国会で弁明しています。
しかし、田母神さんは後に「オッパッピーまでやっておけば良かった」とまぜ返しており、やはりどう考えても小島よしおギャグだったと思われます。
◆まとめ
最近は政治活動を活発化されている田母神俊雄さんです。
失言に注意しつつ、今後も数々の名言を世に残してほしいと思います。
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