2014年10月24日、生後6カ月男児の頭を揺さぶり、ケガを負わせたとして、父親が逮捕されました。
◆生後6カ月男児の頭を揺さぶり後遺症
逮捕されたのは、京都府宇治市大久保町旦椋(あさくら)の外壁職人の男(22)で、「覚えていない」と容疑を否認しています。
逮捕容疑は平成25年2月15日午後9時~16日午前0時ごろ、自宅で長男に頭を激しく揺さぶるなどの暴行を加え、後遺症が出るけがを負わせたというものです。
犯行後、男は「子供の具合が悪い」と、長男を宇治市の病院に連れて行き、病院から連絡を受けた宇治児童相談所が、虐待の恐れがあるとして警察に通報し、発覚しました。
長男は現在、同府舞鶴市の医療施設に入院しており、後遺症のため座ることや寝返りができず、流動食しか食べられない状態です。
(事件現場1)
◆22歳外壁職人の罪と罰
男には、自宅で長男の頭を激しく揺さぶるなどの暴行を加え、急性硬膜下出血などの後遺症が残る傷害を
負わせた疑いが持たれています。
人の身体を傷害した者は、刑法第204条により、15年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。
(事件現場2)
◆まとめ
男は事件当時、妻と長男との3人暮らしでした。警察は複数の医師の意見などから犯行時間を特定し、
当時自宅で長男と2人だった男をマークしました。
午後9時~0時に長男と2人だったということは、母親は何をしていたのでしょう?抵抗できない乳児の頭を揺さぶって重傷を負わせる事件は、10日ほど前に愛知県で発生したばかりです。
以前は、わが子への虐待事件に対し、裁判所の判断は甘く、執行猶予がつくのが当たり前だったそうですが、現在では世間の目は厳しくなっています。
愛知県の男と2人、刑務所でじっくりと反省してくると良いでしょう。
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