24歳男の罪と罰 【盛岡地裁】 AKBメンバー切りつけ事件初公判

AKBメンバー切りつけ事件の初公判が開かれました。
◆ AKBメンバー切りつけ事件初公判
今年5月、岩手県滝沢市で開かれたAKB48の握手会でメンバーらが切りつけられた事件について、初公判が
盛岡地裁で開かれました。
被告人は青森県十和田市在住の24歳の男です。
被告はAKB48の握手会で、メンバーの川栄李奈さんと入山杏奈さん、20代の男性スタッフの3人に折り畳み
式のノコギリで切りつけ、重傷を負わせたとされています。
犯行の理由について検察側は、「就職がうまくいかず、多くの収入があるAKBメンバーを切りつければ不満を
解消できると犯行に及んだ」と指摘しました。
被告は起訴内容を認めています。
◆24歳男の罪と罰
被告は、傷害と銃刀法違反の罪で起訴されています。逮捕容疑は殺人未遂だったので、捜査の結果、殺意を立証することが難しかったのでしょう。
人の身体を傷害した者は、刑法第204条により15年以下の懲役または50万円以下が科されます。
また、刃体の長さが6cmを超える刃物の携帯は銃刀法第22条で禁止されており、これに違反した者は同法第31条の18により2年以下の懲役または30万円以下の罰金となります。
複数の傷害罪と銃刀法違反は一般に併合され、一番長い懲役である15年が1.5倍され、22.5年以内の懲役刑となります。罰金はそれぞれが単純に合算されます。
◆まとめ
盛岡地裁には、28枚の傍聴券に対し、132人の傍聴希望者が列を作り、梅田被告を保護するため、開廷前には金属探知機で傍聴者を検査したそうです。
まるでAKBの握手会のようです。イベントも裁判も事故のないようにしたいですね。

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