27歳会社員の罪と罰 【画像ニュース】 妖怪メダルを複製し販売

2014年11月5日、人気ゲーム「妖怪ウォッチ」の関連グッズ「妖怪メダル」を複製してネットオークションで販売した男が逮捕されました。
◆妖怪メダルを複製し販売
逮捕されたのは、和歌山県白浜町の会社員の男(27)で、6月19日から8月25日の間、ヤフーオークションで客5人に複製メダル計9枚を販売したとしています。
男はゲームのキャラクター3種類を模造品として出品し、1枚1000~8000円で落札されていました。
犯行の動機については、「自分の子供に遊ばせる目的で複製した。売れるので販売を始めた」と供述しています。
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(偽造された妖怪メダル)
◆27歳会社員の罪と罰
男は妖怪メダルを複製・販売し、著作権者であるレベルファイブや関連企業の権利を侵害しています。
著作権を故意に侵害した者は、著作権法第119条により10年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科されます。
なお、著作権侵害は親告罪であり、著作権者が告訴することで侵害者を処罰することができます。
◆まとめ
群馬県警によると、妖怪ウォッチに関して著作権法違反容疑で摘発されたのは全国初ということです。
著作権侵害は親告罪であるため、レベルファイブや関連企業が初めて警察に告発したということであり、モノマネは許さないという姿勢を示したものだと思います。
しかし、メダルの流通量を極端に抑え、欲しいメダルがなかなか手に入らない状態にしたメーカー側にも責任の一端はあると思います。
純粋な子どもの気持ちを大人たちの思惑で壊さないようにしなければなりません。

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