浦安市職員の罪と罰/交番のドアを蹴破る

2014年11月15日、千葉県浦安市の職員の男が交番のドアを蹴って壊したとして逮捕されました。
◆交番のドアを蹴破った罪
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、千葉県浦安市の職員である51歳の男です。
男には15日午後11時ごろ、浦安駅前の交番のドアを蹴って壊した疑いがもたれています。
 
当時、交番には人がいませんでしたが、男がドアを蹴っている様子を男性が目撃し、警察に通報しました。
その後、男が駅前のロータリーにいるところを警察が発見し、逮捕に至ったということです。
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(浦安駅前交番・画像)
◆浦安市職員の罪と罰
男は、千葉県警が所有する浦安交番のドアを蹴って壊した、とされています。
このような行為は器物損壊罪を構成し、刑法第261条により3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料が科されます。
科料とは、1000円以上1万円未満を強制的に徴収する財産刑です。罰金は1万円以上とされています。
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(破損した交番ドア・画像)
◆浦安市職員の量刑はどれくらい?
器物損壊罪は被害者の告訴が必要な「親告罪」ですが、すでに逮捕されているところを見ると、告訴を回避することは難しいでしょう。
しかし、いくら警察が相手でも示談は可能だと思われますので、示談によって告訴を取り下げてもらうことができれば、不起訴処分となります。
また、裁判になった場合でも、警察との示談や被害弁償を行うことで、刑務所に入らないで済む執行猶予付き判決が出されるのではないでしょうか。
◆まとめ
男は取り調べに対し、「むしゃくしゃしていて蹴った」と容疑を認めたうえで、「酒を飲んでいた」とも話しているということです。
いくら酔っていたとしても、手を出す相手が悪かったようです。実際に出たのは足ですが・・・

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