2014年12月5日、奈良県で自宅に放火しようとしたとした31歳の男が逮捕されました。
◆父親とケンカし自宅に放火
現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、奈良県天理市在住で31歳の会社員の男です。
男は、5日午前10時15分ごろ、自宅の居間にあるこたつ布団やカーテン、カーペットにライターで火をつけて燃やそうとした疑いが持たれています。
男の自宅は2階建てハイツ1階の1室で、両親と3人暮らしをしていました。
犯行時、男は父親(76)と口論になり、母親(66)が「息子が暴れて家に火をつけている」と110番しましたが、火は一部を焦がした程度で、けが人はありませんでした。
男は「放火はしていません」と容疑を否認しています。
(奈良県警天理警察署)
◆31歳会社員の罪と刑罰
男は、自宅の居間にあるこたつ布団やカーテン、カーペットにライターで火をつけて燃やそうとした疑いが持たれています。
このような行為は現住建造物等放火罪を構成し、刑法第108条により、死刑または無期もしくは5年以上(20年以内)の懲役が科されます。
同罪は刑法第112条により未遂も処罰され、刑罰は本罪と同じですが、刑法第43条により刑を減軽または免除することができます。
◆同じ種類の事件
同じ種類の事件としては、2013年に和歌山県で発生した放火事件が上げられます。
この事件で72歳の女は、夫が浮気したと思いその腹いせに、和歌山県有田市内の自宅に放火したとして、現住建造物等放火の罪に問われました。
和歌山地裁は公判で「心神耗弱状態での同種事案のなかでも悪質だが、重い結果が発生したとはいえない」「夫が被告人を許しており、双極性感情障害は薬で抑えられる」などと指摘しました。
判決は懲役5年の求刑に対し、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年が言い渡されました。
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◆まとめ
放火された家は、自宅といっても共同住宅の一部であり、公共の危険はより身近に迫っていたといえます。
父親と口論をしたくらいで火を放ち、どれくらい周囲に迷惑をかけるかが、31歳になっても分からなかったのでしょうか。
コメント
その家族の自宅『香芝市磯壁』は先日11月29日に火事で全焼していて、引越した先での事件みたいだが、自宅の全焼は火事だったのか?
もしかして連続放火?
可能性は否定できないでしょう。
放火の再犯率は、犯行の動機が「受刑願望」である者や
「不満・ストレス発散」である者で高い、というデータが
出ています。
中江公輔容疑者には強盗や覚醒剤の前科があり服役もしていた。
母親にも覚醒剤の経歴があり、この事件の真相はどうなのでしょう?
父親は大手企業の元役員で優秀な人物だったらしいが・・・
中江公輔容疑者は他にも窃盗、傷害、ストーカー行為、女性を膵臓破裂さすほどの暴行事件等も起こしている危険人物。
その背景には、全ての事件を揉み消す程の過剰なまでの過保護な環境に身をおき、仕事をしなくても親からの援助で、博打や豪遊する程の日々を送ってきた日常が。
しかし最後に母親からの通報。
哀れだ。
哀れ過ぎる。
今回の件にだけ関していうと、部屋を焦がした程度だろ。
母親の豹変っぷりは何なんだ?
公輔に怨みがあるのか?
上のコメントに、事実もあるが嘘もある!
公輔は、危険人物ではなくて
親に甘え過ぎたただのバカですよ。
放火癖は、良くないことだと分かっていても自分の心を
コントロールできない、「衝動制御障害」の一種だそうです。
窃盗癖や浪費癖、ギャンブル癖などと同じ性質ということに
なります。
しかし、他の癖と異なり、周囲への影響が大きすぎます。