つまようじ男・指名手配!動画をアップし続ける目的とは何か?

警察は、19歳のつまようじ混入男の行方を追い、全国に指名手配をしました。

つまようじ男・指名手配!

手配容疑は、東京・武蔵野市内のコンビニエンスストアに不正な目的で侵入したという、刑法第130条の建造物侵入罪です。
当初は、コンビニで飲料水を万引きしたとして窃盗罪の疑いが持たれていましたが、防犯カメラを解析したところ、自ら飲料を持ち込んで万引きをしたかのように装っていたということが分かったため、警察は容疑を切り替えました。
19歳の少年は、「チョー余裕! チョー余裕! ことしの流行後、チョー余裕だから」などと、電車に向かって絶叫するなど、意味不明の言動を繰り返し動画にアップしていますが、これら一連の行動にどのような目的があるのでしょうか?
150116_つまようじ男・指名手配!動画をアップし続ける目的とは何か?.jpg
(つまようじ男)

動画をアップし続ける目的とは何か?

第1に考えられるのが、自己顕示欲です。
日本中が騒然となった昨今の食品異物混入問題に対し、自己顕示欲を満たしたいという欲求が生まれ、スナック菓子につまようじを混入させた動画をアップしてみたのでしょう。
しかし、動画が想像をはるかに超えた話題となり、日本中の注目を集めたため、自己顕示欲を満たし続けるために動画をアップし続けているのだと推測されます。

捜査のかく乱

第2に考えられるのは、捜査のかく乱です。
少年は、1月15日午後6時すぎに、京成線成田空港駅での映像を投稿しましたが、通過する電車の表示や停車している電車の種類などより、撮影時刻は、投稿のおよそ5時間半前の午後0時40分ごろということが判明しました。
さらに、少年は川崎駅のネットカフェに、15日午後8時すぎに入店し、16日午前4時20分ごろに出たことがわかっていますが、映像が投稿されたのは、そのおよそ8時間後だったということです。
万引きの演技もそうですが、なかなか小賢しい若者です。なめてかからない方が良さそうですね。

スポンサードリンク

社会へのメッセージ

第3は、社会へのメッセージ発信です。
少年は、19歳の自分が犯罪を犯しても、刑務所ではなく少年院に送致され、成人とくらべはるかに軽い処分となる現状がおかしいと、動画で訴えています。
また、非行歴がある自分が生活保護受給者であることを公開し、あえて「生活保護を使って逃亡する!」と宣言するなど、生活保護の実態に波紋を投げかけているようにも思われます。
言ってることや実際にやっていることは身勝手で幼稚さがつきまといますが、この少年なりに何かを社会に訴えたいのかもしれません。

まとめ

少年の一連の行動を分析してきましたが、今回の事件で一番得をしているのは、異物混入に揺れたマクドナルドなのかもしれません。
まさか、少年の真の目的がマクドナルドの救済ではないと思いますが。
(関連記事)
つまようじ男・逮捕直前!19歳の少年は実名報道されないのか?
つまようじをスナック菓子に混入/何の罪でどれくらいの刑罰が下るか?
つまようじ男・逃走中!指名手配の19歳少年は なぜ捕まらないのか?
つまようじ男・逮捕!19歳少年は犯した罪のすべてを償えるのか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました