2015年2月23日、マクドナルドに強盗が押し入る事件が発生しました。
マクドナルドに3人組強盗
事件は2月23日午前1時半ごろ、滋賀県守山市播磨田町の「マクドナルド守山播磨田店」で発生しました。
深夜で客がいない状態の店に突然3人組の男が押し入り、アルバイト店員の女性(22)にサバイバルナイフのようなものを突き付けて「金出せ」「早くしろ」と脅しました。
男らは店員にレジを開けさせ、現金約5万5千円を奪って逃走しましたが、客はおらず、スタッフにもケガはありませんでした。
3人組はいずれも身長170センチほどで、黒っぽい服装をしており、ネックウオーマーやタオル、白いおもちゃの面などで顔を隠し、ナイフのほか、バットなども持っていました。
(マクドナルド守山播磨田店)
3人組強盗の罪と刑罰
3人組の男らは、アルバイト店員の女性にサバイバルナイフのようなものを突き付けて「金出せ」と脅し、現金約5万5千円を奪って逃走しました。
暴行又は脅迫を用いて他人の財物を強取した者は、刑法第236条第1項の強盗罪を構成し、5年以上の有期懲役が科されます。
3人いれば、脅し役・見張り役・運び役などに分かれたかもしれませんが、共同して強盗する意思があり実行すれば3人とも強盗罪の共同正犯となり、結果すべてに責任を負います。
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マックが狙われた理由とは?
マックが狙われた理由は、24時間営業で深夜営業をしており、一定の現金があるためと推測されます。
しかし当時、店員は3人いたということなので、「すきや」やコンビニと比べても店員が少なすぎるということはないでしょう。
それでも何故狙われたのか?それは、昨今の鶏肉偽装や異物混入問題で客足が極端に落ちていることと無関係ではないでしょう。
2015年1月の月間売上高は、前年同月とくらべて38.6%減少しており、これは来客数が4割落ちていることを意味します。
3人組はこのことを知って、深夜のマクドナルドを狙った可能性があります。
まとめ
マクドナルドは、原田会長が退任するなど信頼回復に向けて取り組んでいますが、急激に客足が戻る事は難しいでしょう。
スタッフを守るため、客足が戻るまでは、深夜の防犯対策にも注力しなければなりません。
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