大分・別府 秋葉保育園で虐待?認可外保育施設と30代男性職員の罪と罰

大分県別府市の認可外保育施設で、30歳代の男性職員が園児に対し、虐待につながる行為をしていたことが分かりました。

大分・別府 秋葉保育園で虐待?

問題の行為があったのは、大分県別府市楠町にある認可外保育施設「秋葉保育園」(川崎礼子園長)です。
秋葉保育園では、30歳代の男性職員が、2014年夏から2015年1月にかけ、2~5歳の男児3人に対し、虐待につながる行為を行っていました。
具体的には、園児をベビーベッドの下にある収納スペース(高さ、幅、奥行き各約1メートル)に一時的に閉じ込めたり、迷子防止用のひもでつないだりしていたということです。
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(別府・秋葉保育園)

認可外保育施設の罪と罰

大分県監査指導室は、2015年1月に保護者から情報提供を受け、2月に立ち入り調査を実施しました。
その結果、「児童の人権について十分な配慮を欠いていた」として、3月3日、文書により改善を指導しました。児童福祉法第11条第1項第2号ハに基づく指導と思われます。
指導を受け、川崎礼子園長は「行き過ぎた行為で反省している。改善に取り組む」とコメントしています。

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30代男性職員の罪と罰

問題の職員は保育士ではなく、夜間に保育士をサポートする業務についており、「しつけと安全のためにやった」と説明しています。
職員は1月末に依願退職していますが、刑事責任は問われないのでしょうか?
児童虐待防止法第2条は「児童虐待」を定義していますが、法律が定める虐待とは児童に対する暴力やわいせつ、心理的外傷を与える行為とされています。
男性職員の行為は大いに問題がありますが、刑事責任を問われるまでにはならないと考えられます。

まとめ

別府・秋葉園は認可外保育ながら、24時間保育や障害児保育など認可保育所をしのぐ機能をもち、地域の子育てのインフラとしてなくてはならない存在です。
それだけに今回の事件は非常に残念ですが、真摯に反省し、立て直して欲しいと思います。
川崎園長の「子どもに障害があっても仕事を続けたり、夫婦や友人同士の時間も大切にできるよう支えたい」という言葉は嘘ではないでしょう。

コメント

  1. ばあば より:

    許せない行為です。
    子どもたちの心の傷、癒せる環境にしてください。
    この保育士をサポートしているという男(資格は?)は子どもを持つ資格はありません。

  2. トンボ より:

    保育園で仕事をするという事は、「子供が嫌い」ではなかったと思います。
    理想(子供は天使のようにかわいい)と現実(子供は言う事を聞かない)の違いに対応できなかったのでしょう。

  3. 匿名 より:

    子どもが天使?
    私は子どものころから、子どもが苦手でした。
    でも、今は、じぶんの子どもを持ったこと、社会に出て経験を積んだことで人の痛みがわかるようになりました。
    理想と現実が違ったから、虐待するんですか?
    理解できません。

  4. トンボ より:

    私も全く同じです。
    経験を積むことで、人は成長できるのだと思います。
    未成熟の間は、親、先輩、上司などのフォローが必要です。
    もちろん、未成熟だからといって、自分より弱い者をきずつけることは許されません。

  5. イタバシ より:

    何を考えてるんだか人間的にもクズ野郎だ!死んじまえ。

  6. トンボ より:

    そうですね。
    気持ち的には、被害者が受けたダメージを感じる程度の罰はあっても良いと思います。

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