大阪で交通違反の取り締まりをしていた警察官がひき逃げされ亡くなった事件で、続報が入ってきています。
大阪警官ひき逃げ死亡事件
この事件は、2015年3月12日午後4時過ぎ、大阪市浪速区で交通違反の取り締まりをしていた警察官が、軽ワゴン車にはねられて亡くなったものです。
軽ワゴン車は50歳の巡査部長(当時)に停止を求められ、一旦は減速しますが、再びスピードを上げて巡査部長をはね、そのまま走り去りました。
大阪府警は警察官に対する殺人容疑で捜査を行っています。現在分かっている最新情報を以下にまとめます。
(犯行に使われたと見られる車両)
犯行車両の車種、使用者
2015年3月13日、犯行に使われたとみられる車両が、大阪市平野区の駐車場に乗り捨てられているのが見つかりました。
車両は黄色の軽ワゴン車、メーカーはダイハツ、車種は「ムーヴラテ」の2004~2008年モデルと見られ、堺市内でレンタカーとして使用されていました。
借主である自動車修理会社は「代車として貸した客から12日夜、『車が動かなくなった』と電話があったが、今は連絡が取れない」と説明しています。
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犯人像
捜査関係者によると、軽ワゴン車は20代の男が運転しており、30代の男と2人で乗っていたと見られています。
事件後、2人は別の男と合流し、計3人で他の車に乗って逃走している疑いがあるそうです。
犯人は誰で、なぜ警官をはね、なぜ逃走し、なぜ別の男と合流する必要があったのでしょうか。捜査の進展が注目されます。
まとめ
2015年3月12日付で巡査部長は2階級特進し、警部となりました。
警部の父は「それはつらいよ。どうにもこうにも出来ない。諦めるしかない」と語っています。
警部の妻は「全身傷だらけで、痛かったんだろうなと思う。警察官として全うして逝けたので、私たちは誇りに思っています」と語っています。
警部が生命と引き換えに得ようとしたものは何だったのか?それは2階級特進だけでなく市民の安全、大阪の安全であったはずです。
大阪府警の弔い合戦は、佳境に差し掛かっています。
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