福井県で25歳の女性大学院生が犠牲となった事件で、容疑者である福井大学・大学院准教授との関係や犯行動機が明らかになってきました。
犯行時の様子
被害者である女子大学院生の遺体には、争ったような目立った傷は、見られませんでした。
また、司法解剖の結果、女子大学院生の首にはひもなどで絞められた際にできる痕がないことから、手や腕で絞められた可能性が高いと思われます。
一方、准教授は事件翌日の13日、出張関連の手続きで大学院の事務室を訪れましたが、特に変わった様子はなかったということです。
前日に研究のパートナーが亡くなり、その現場に立ち会っているのですから、変わった様子がない方が不自然だと思います。
事件前後の准教授の足取り
2015年3月15日朝、福井県警は准教授が勤務していた福井大学や、環境保全推進コーディネーターとして在籍していた勝山市教育委員会を家宅捜索しました。
准教授の勤務状況や活動状況などを確認し、2人の行動を裏付けるための資料を押収したと見られています。
事件が起こったのは3月12日早朝ですが、この日または前日夜の准教授のスケジュールはどのようなもので、なぜ女子大学院生の車に乗っていたのでしょうか?
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女子大学院生との関係と犯行動機
被害者の女性は東邦大学の大学院(千葉県)所属で、准教授が所属する福井大学大学院とは距離的にも組織的も離れています。
しかし、2011年に准教授が開いた実習に参加し、赤トンボが高地に移動することを国内で初めて実証することに成功しました。
女子大学院生はこれを機に、赤トンボの生態研究を本格化し、准教授の下に来たと思われますが、准教授の妻とは友好的で家族ぐるみのつきあいがあったということです。
その一方で警察では、女子大学院生が准教授に対して好意を寄せていたと見ており、事件に至った経緯を調べています。
まとめ
やはり、恋愛関係のもつれが事件の動機となった可能性が高くなってきました。
どちらからか別れ話が出たのでしょうか?それとも女子大学院生に子供ができてしまったのでしょうか?
恋愛のことは当事者にしか分かりませんが、准教授が起こした犯罪は誰の目にも明らかなものです。
法律にのっとって粛々と裁かれていくでしょう。
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