大衡村・村長セクハラ事件【最新情報】女性職員には家族がいた!

宮城県大衡村(おおひらむら)の跡部昌洋村長(66)が起こしたセクハラ事件について、被害者女性職員側の代理人弁護士が詳細を語りました。

代理人弁護士

被害者女性職員側の代理人弁護士を務めるのは、藤川久昭弁護士です。
藤川弁護士は、東大法学部を出て2007年に弁護士登録。青山学院大学の法学部教授や(株)DeNAの監査役も務める超エリートです。
好きな球団が「横浜DeNAベイスターズ」というのはお約束ですが、休日は寝て過ごし、特技は「酒」と言い切れるあたりは、なかなか人間味もある方のようです。
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(おおひら万葉こども園)

女性職員には家族がいた!

セクハラ被害者である50代女性職員には家族が、しかもお孫さんがいることが分かりました。
女性職員の孫は、こども園に入園する予定でしたが、跡部村長から「職員としての権限の濫用じゃないか」という言いがかりをつけられたということです。
大衡村のこども園であれば「おおひら万葉こども園」だと思われますが、この施設は2012年4月に開設され、社会福祉法人 三矢会が運営する私立こども園です。
私立のこども園であり、女性に入園を決める権限もなく、更には入園希望者が多い訳でもないため、村長の発言は完全に言いがかりといえます。

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提訴に対する家族の了解

また、村長のセクハラ・パワハラが収まらず、裁判が現実味を帯びてきた段階で、弁護士は次のように指示しました。
「もし提訴するようになると、あなただけではなく、家族にも影響が出てくるかもしれない。(中略)家族の了解をとってください」
女性はこれに対し家族の了解をとっていますが、通常、了解を取る相手はご主人だと思われます。
少なくともこの時点で、女性は村長からセクハラ被害を受けていたことを家族に話さなくてはならなかったのです。
孫がいるという事は、一般的にはご主人がいて、子がいて、孫がいる訳ですが、これらの家族に対して性的被害の話をするのは、どのような気持ちだったのでしょうか?

まとめ

跡部村長は事態の混乱を受け、3月19日に辞職願を提出し、4月に退任することとなりました。
しかし、村長を辞めることによって、セクハラ・パワハラの責任が無くなるわけではありません。
本当に責任をとれるのは、法廷に裁かれた時となるでしょう。
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