2015年3月24日に墜落したドイツ旅客機に、日本人が搭乗していたとみられることが分かりました。
ドイツ旅客機墜落事故
この事故は、日本時間の3月24日午後7時ごろ、ドイツ格安航空会社ジャーマンウィングスの9525便が、フランス南東部の山岳地帯に墜落したものです。
この便には、エアバス社のA320型が使用され、スペインのバルセロナから、ドイツ西部デュッセルドルフに向かう途中でした。
乗客乗員は計150人が搭乗していたとみられますが、フランスのオランド大統領は「状況から見て、生存者はおそらくいないとみられる」との見方を示しました。
(墜落した機体・2014年撮影)
乗客に日本人らしい名前?
日本の外務省がスペイン・バルセロナ総領事館を通じて確認したところ、搭乗者名簿の中に2人の日本人らしい名前が含まれているということです。
また、旅客機が向かっていたドイツのデュッセルドルフにある日本総領事館も、旅客機の乗客名簿に2人の日本人が乗っていたとしています。
航空会社の最高経営責任者は会見で、「旅客機には67人のドイツ人が乗っていた」と話しましたが、その他の乗客の国籍などは明らかにしていません。
2人の日本人はドイツ在住という情報がありますが、年齢や性別、実際に搭乗したのか否か、などは明らかになっていません。
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墜落原因は?
フランスのバルス首相は、墜落の原因について「まだ不明だ」としています。
米ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)報道官は、「現時点でテロに関係する兆候はない」と話しました。
墜落機の機長はジャーマンウィングス社で10年以上働いており、エアバス機の操縦経験は6千時間を超えるベテランでした。
墜落したエアバス機は1991年から使用されているものであり、同じタイプのエアバス機は、世界で約6200機運航しています。
まとめ
悲しいかな、多数の犠牲者を伴う航空機事故が発生し、これからの関心事は、日本人乗客の詳細と墜落原因に向かうと思われます。
犠牲者に対するせめてもの弔意は、原因究明と再発防止で示すしかありません。
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