2015年4月10日、北海道函館市の保育園前で、子供を含む3人が車にはねられる事件が発生しました。
函館・保育園前での凶行
警察に入った連絡によりますと、4月10日午前11時40分ごろ、北海道函館市富岡町にある保育園前の路上で、子どもを含む３人が車にはねられました。
目撃者によりますと、車を運転していた男は3人をはねたあと車を降りて、大人の女性に殴るなどの暴行も加えたということです。
はねられたのは1歳児と2歳児、23歳の男性とみられ、いずれも意識はありますが、けがの程度などは分かっていません。
（イメージ画像）
子供ら3人をはねた男の罪と罰
男は車を運転して、2人の子供を含む３人をはねた疑いが持たれています。
車を運転して人をはね、怪我をさせる行為は、過失運転致死傷罪を構成し、自動車運転死傷行為処罰法第5条により、7年以下の懲役もしくは禁固、または100万円以下の罰金が科せられます。
また、行政罰として、違反点数が科せられることとなります。
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女性に暴行を加えた罪
さらに男は車を降りて、はねた男性に対し、殴るなどの暴行を加えています。
暴行を加えた相手が怪我をしなかった場合は、刑法第208条の暴行罪が成立し、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金または拘留若しくは科料が科せられます。
さらに、被害者が怪我をしていれば、刑法第208条の傷害罪が成立し、15年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。
まとめ
子供らをはねただけであれば単純な交通事故であり、「怪我の程度が軽くて幸いだった」で済むのですが、その後に暴行をふるったというのが解せません。
男はイライラしていたということですが、それがブレーキもかけずに子供らをはねる理由になるのでしょうか？
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