2015年4月10日、親善試合のため韓国を訪れた日本のサッカー部員22名が集団万引きをしていた事が分かりました。
◆ソウルで集団万引き!
韓国の警察によりますと、22名は3月27日午前10時ごろから約1時間、ソウル・中区のショッピングモールへ出かけました。
その際、5階のアクセサリー売り場9か所を回り、ベルトや財布、キーホルダーなど、総額252万ウォン(約28万円)相当のアクセサリー約70点を盗んだ疑いが持たれています。
警察は防犯カメラの分析などを通じて、犯行当時、22名が着ていた服が日本の某高校のサッカー部のユニフォームだということを確認し、学校関係者へ通報しました。
そして、22名全員に対し、再入国を要請して最近調査を終え、全員を書類送検したと発表しました。
(イメージ)
◆サッカー部員の罪と罰
報道では、22名は韓国の法律における「特殊窃盗罪」に問われています。
韓国刑法第331条によると、2人以上が合同して盗みを働いたケース(他ケースもあり)で特殊窃盗罪が成立し、1年以上10年以下の懲役が科せられます。
韓国国内における犯罪なので、韓国の法律で裁かれるのは当然ですが、日本の窃盗罪にも国外犯規定があるので、日本で裁くことも可能です。
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◆高校名はどこ?
過去に海外での修学旅行で集団万引きがあったケースでも、高校名は公表されているので、今回もその内、謝罪会見が開かれるのではないかと思います。
既に、埼玉県本庄市にある私立高の副校長が取材に応じ、事件の経緯を説明した上で、謝罪しています。
サッカー部の監督が部員に「そういう事がなかったか?」と尋ねたところ、「実は私たち・・・」と白状したということです。
この高校は、サッカーは男女ともに盛んな他、野球部(甲子園出場あり)、女子バレーボール部(春高バレー出場あり)なども活発であり、事件の影響が心配されます。
◆まとめ
韓国警察は、「学生が家族などにプレゼントを贈ろうと、1人当たり平均10万ウォン(約1万円)ほど品物を盗んだが、むしろ再入国により飛行機代などがさらにかかることになった」と述べました。
韓国の警察は、オチまで解説してくれるのですね、日本の警察も見習ってみては如何でしょうか?
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