大阪都構想の賛否を問う住民投票を控え、橋下徹市長が「涙の訴え」をするのではないかと注目が集まっています。
橋下徹・涙の訴え?
橋下徹市長の「最後の訴え」に注目が集まっています。
これは、最新の世論調査で反対が賛成を上回っており、情勢を打開するため、演説巧者の橋下市長が奇策を打ってくると予想されるためです。
2014年12月の衆院選では、投票日前にも関わらず「自公に完敗した」と異例の演説を行い話題を集め、維新は事前の予想を覆し、大阪府内で比例第1党を獲得しています。
確かに涙の訴えは、勝気な橋下市長にとって意表をつく奇策となり得ますが、実は橋下市長はこれまでも何回か、涙を見せています。
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交渉テクニックの涙
橋下徹氏が大阪府知事に就任してから間もない2008年4月、市町村に対する補助金削減案をめぐる意見交換会で、府内の市町村長から厳しく追求されるシーンがありました。
この時橋下氏は「皆さんで一度……考えてもらって……是非、大阪を立ち直らせたいと思いますので、今一度、ご協力のほど、よろしくお願いします」と目を赤く腫らしながら頭を下げています。
涙の意図は分かりませんが、結果として補助金削減に成功していますので、結果的には「交渉テクニックの涙」となりました。
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父としての涙
市長に就任後の2012年7月、滋賀県大津市で起きた中学生いじめ問題への認識を問われ、「本当に、子どものことを考えたら、悔しいだろうし…」と、声を詰まらせて涙を流すシーンがありました。
これは記者会見でこの問題について「市長として、弁護士として、そしてひとりの父親として、お考えをお聞かせ下さい」と質問されたものでした。
橋下市長には7人の子どもがおり、我が子にも思いがよぎったのでしょう。ここでは父としての感情が姿をあらわす、涙の一幕となりました。
やしきたかじんさんへの涙
2014年1月、タレントで歌手のやしきたかじんさんが亡くなった際、橋下徹市長は取材に対応じています。
たかじんさんは、自身の番組で橋下市長を育て、大阪府知事選に出馬する際には決断の後押しをしており、政治家「橋下徹」の生みの親と言える人物でした。
普段は論理的な橋下市長ですが、この時は話が飛ぶなど動揺を隠し切れず、もし会えるなら話したいことは?と聞かれると「いろいろありすぎます・・・」と言葉がつまり、思わず大粒の涙を流したそうです。
まとめ〜橋下徹の涙〜
いよいよ決戦を迎える大阪都構想ですが、勝敗を左右する橋下市長の最後の演説場所はまだ決まっていないそうです。
果たして、住民投票の後に橋下市長が見せるのは、「喜びの涙」となるのか?大阪市民でなくとも、最後まで目が離せません。
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