【大阪・豊中】同じマンションに住む女性を刺殺した男の罪と罰

2015年5月27日、大阪・豊中で、同じマンションの住人である女性をナイフで刺殺した男が逮捕されました。

◆マンション女性刺殺事件

殺人未遂の疑いで、大阪府警豊中南署に逮捕されたのは、同じマンションの隣の部屋に住む、53歳の無職の男です。
男は、5月27日の午後2時頃、大阪府豊中市服部西町のマンション6階で、33歳の女性をナイフで切りつけ、殺害した疑いが持たれています。
事件は、男が自ら110番通報したことで発覚し、ナイフで切りつけたことを認めています。
女性は1歳7ヶ月の息子と一緒にいましたが、息子にけがはなかったという情報がある一方、軽傷や血まみれだったという情報もあります。

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◆53歳無職男の罪と罰

男は、自宅マンションの隣の部屋に住む、33歳の女性をナイフで切りつけ、殺害した疑いが持たれています。
故意に人の生命を奪う行為は、刑法第199条の「殺人罪」を構成し、法定刑は死刑または無期もしくは5年以上(20年以下)の懲役刑が科せられます。
息子も襲ったのであれば、殺人罪と殺人未遂罪が併合され、重い法の刑の1.5倍以内の法定刑が科せられると思われます。

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◆過去の類似した事件

過去の類似した事件としては、2009年に発生した「足立区隣人殺人事件」が上げられます。
この事件で当時72歳の無職の男は、家の前のペットボトルを倒された事に腹を立て、斜め向かいに住む整体師の女性の左胸などを、サバイバルナイフで3回突き刺し、死亡させたものです。
東京地裁は、懲役16年の求刑にほぼ近い、懲役15年の判決を言い渡しました。なお、この事件は、裁判員裁判の第1号として注目を集めました。

◆まとめ

事件の詳細はこれからですが、加害者が53歳で無職であったというのは、少し不自然です。
病気であったのか?勤めていた会社のリストラに遭ったのか?無職であった理由が、この事件の鍵となる気がします。
続報を待ちたいと思います。
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