【大阪・浪速】生後間もない乳児揺さぶり虐待・30歳父親の罪と罰

2015年5月28日、生後間もない乳児を揺さぶり虐待した30歳の父親が逮捕されました。

◆生後間もない長女揺さぶり虐待

傷害容疑で大阪府警捜査1課に逮捕されたのは、被害を受けた乳児の父親で大阪市浪速区大国に住む、30歳の会社員の男です。
父親には、2014年9月19日~12月4日の間、当時住んでいた大阪市大正区の自宅マンションで、生後1~3ヶ月だった長女に暴行を加え、急性硬膜下血腫など加療約半年の傷害を負わせた疑いが持たれています。
父親は「泣きやまなかったのでいらいらして20回ぐらい揺さぶった。抱いて落としたこともあるが、けがをさせるつもりはなかった」と容疑を一部否認しています。

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◆30歳父親の罪と罰

30歳の父親には、自宅マンションで、生後1~3ヶ月だった長女を揺さぶり、落とすなどの暴行を加え、急性硬膜下血腫などの傷害を負わせた疑いが持たれています。
人の身体にケガを負わせる行為は、刑法第204条の「傷害罪」を構成し、15年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
児童虐待に関しては「児童虐待防止法」もあり、同法第3条は「何人も、児童に対し、虐待をしてはならない」と定めますが、違反者に対する罰則はこの法律にはありません。

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◆まとめ~大阪・浪速乳児虐待事件~

この家族は、加害者の父親とその妻、被害者の長女の他に、1歳の長男がいましたが、幸いなことに長男への虐待は確認されていません。
一方で、なぜ長女だけが狙われたのか?なぜ虐待は3ヶ月の期間に及んだのか?なぜ妻は気がつかなかったのか?など、疑問点が残る事件です。
事件が起きてしまった以上、事件の真相を究明する事が重要です。不幸な事件の教訓を生かし、新たな悲しみを生まないことだけが、私たちに出来る唯一の事だと思います。
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