2015年6月18日、大阪・泉南市の市議会議員が、歩行中の男性を車ではねて死亡させ、逮捕されました。
◆歩行中の70代男性はね死亡させる
自動車運転処罰法違反の疑いで大阪府警泉南署に逮捕されたのは、泉南市議会の田畑仁議員です。
田畑議員は、6月18日午後8時45分ごろ、大阪府泉南市岡田の市道で車を運転中、歩行中の70代の男性をはね、死亡させた疑いが持たれています。
田畑議員は、事故後自ら119番し、酒などは飲んでいなかったという事です。
(田畑仁議員・画像)
◆田畑仁・泉南市議の罪と罰
田畑議員は、泉南市の市道で車を運転中、歩行中の70代の男性をはね、死亡させた疑いが持たれています。
自動車を運転するうえで注意不足があり、その結果として人を死傷させる行為は、自動車運転処罰法第5条の「過失運転致死傷罪」を構成し、法定刑は7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金となります。
刑務所内での刑務作業が義務とされているのが「懲役」で、義務がないのが「禁固」ですが、何もしないのも辛いので、禁固刑の受刑者のほとんどは、刑務作業を希望するそうです。
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◆田畑仁・泉南市議のプロフィール
田畑仁議員は、1976年6月22日生まれで、現在38歳。
1997年にトラベルジャーナル学園を卒業後、京都のホテルで勤務。数年の経験を経て地元に戻り、生まれ育った場で漁協組合の一員として再就職。
漁協では、魚の水揚げ量の減少という厳しい環境を乗り切るべく、「青空市場」を開催するなど、漁協事業部長として活躍しました。
そして、2008年10月の泉南市議選に最年少候補として初出馬し、2253名の有権者から票を獲得し、トップ当選を果たしていました。
◆まとめ
田畑議員は「正面で男性が車道を歩いており、右によけたが相手も同じ方向に動いて避けられなかった」と話しています。
危険を感じたらハンドルで避けるのではなく、ブレーキで避けるという基本を、教習所で習わなかったのでしょうか?
政治活動も車の運転も、若さゆえの暴走があってはならないのです。
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コメント
謝罪と言っても事実関係を示した上でのものでなければならないと思います。裁判の資料も添え、質問も受ける形でないと一方的な謝罪をしても、後援会長が、がんばれ、というたから議員を続けるでは通りません。当然議員はやめるべきでした。そういう事故の内容の説明もしない議員をこの11月に議長に選んでいる泉南市議会です。選出した議員の説明責任もあります。
コメントありがとうございます。
法的に有効な手続きを経ているとはいえ、「議員」「議長」は違和感がありますね。