貴ノ浪関と貴乃花親方は仲が悪かったのか?関係・コメントなど

元・大関の貴ノ浪関と貴乃花親方は仲が悪かったのか?という疑問が一部であるようです。
実際のところはご本人達にしか分からないところですが、以下の理由により仲は悪くなかったと思います。

◆1.貴乃花親方と貴ノ浪関の関係

貴乃花親方は強烈なカリスマ性を持ち、相撲協会の次期理事長と期待されていますが、人を寄せ付けない、どこか近寄りがたい雰囲気もある人物です。
一方で貴ノ浪関は、明るく親しみやすい性格の上、頭の回転が速く、人望もあり、貴乃花親方を支える参謀としてうってつけの存在でした。
貴乃花親方にとって、貴ノ浪関は無くてはならないパートナーであり、性格の良い貴ノ浪関もそれを受け入れていたので、二人の関係は良好だったと思われます。

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◆2.貴乃花親方のコメント

貴乃花親方は、貴ノ浪関の訃報に対して、次のコメントを出しています。
「誠に誠に無念です。やりきれない気持ちでいっぱいです」
「もう一度あの頃に、共に汗を流し、激しい稽古に耐え抜き、鍛錬し、燃えたぎる炎を燃やして、明日の夢へ夢へと向かって、お互い汗を流したあの頃にあの頃にただただあの頃に、あの頃だけに戻りたい」
「これだけは皆様にお伝えしたい。『身が滅びようとも、培ったこの絆は永遠となり不屈である』と」
戦友を失った悲しみが溢れています。冷静な貴乃花親方らしからぬ感情のこもったコメントに、嘘偽りはないでしょう。

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◆3.若乃花との関係

貴乃花親方と実兄である元横綱・若乃花(花田虎上氏)との確執はよく知られたところです。
引退後、相撲界を飛び出し奔放に暮らす兄と、相撲界に留まり相撲界の発展に尽力する弟には、価値観の違いや遺産問題など、大きな問題が立ちはだかっているのでしょう。
貴ノ浪関は、若貴兄弟の兄弟子として、10代のころから一緒に稽古し、同じ釜の飯を食い、苦汁を共にしてきました。
貴ノ浪関と若乃花関は、NFLの話題などで当時は仲が良かったようですが、引退後に貴乃花親方を差し置いて仲良くすることは難しかったかもしれません。
しかし、兄弟が争わなくてはならなくなった事を一番悲しんでいたのも、貴ノ浪関であり、「若」との関係で「浪」と「貴」の関係が悪化したことはないと思います。

◆まとめ

見てきたとおり、貴ノ浪関は明るく親しみやすい性格であったため、特定の誰かと仲が悪かったという事は少なかったと思われます。
その事は、名古屋の葬儀に集まった約300人の参列者と、周りを取り囲んだ相撲ファンが一番よく知っていたでしょう。
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