【愛知・武豊】ボーガンで新聞配達男性を撃ち抜いた犯人の罪と罰

2015年8月12日、愛知県武豊町で、男性がボーガンで撃たれる事件が発生しました。

◆愛知武豊・ボーガン事件

被害にあったのは、愛知県武豊町に住む、31歳の家業手伝いの男性で、事件当時は新聞配達をしていました。
男性は「ボーガンで撃たれた」と話しており、右胸には貫通した傷があり、さらに腹にも刃物で切られた傷があったという事です。
男性は病院に搬送されましたが、命に別状はありません。

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◆ボーガンで新聞配達男性を撃ち抜いた犯人の罪と罰

男性を襲った犯人は、黒っぽい目出し帽をかぶっており、黒いワンボックス車で逃走しました。
他人の生命を奪おうとして達成しなかった場合は、刑法第203条の「殺人未遂罪」が成立します。
法定刑は「殺人罪」と同じで、刑法第199条により死刑または無期もしくは5年以上の懲役(20年以下)となります。
ただし、刑法第43条により、裁判の過程でその刑を軽減する事ができます。

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◆過去の類似した事件の判決

過去の類似した事件としては、2012年に東京・渋谷駅構内で発生した殺人未遂罪事件が上げられます。
この事件で、当時33歳の男は、渋谷駅構内のエスカレーター上で、新聞配達員の男性の背中や首をサバイバルナイフで突き刺し、全治約3カ月の重傷を負わせました。
東京地裁は公判で、「被告はナイフを普段から持ち歩き殺傷能力の高さを分かっており、2回続けてかなりの力で突き刺している」と指摘しました。
その上で「行為の危険性や結果の重大さからすれば、刑の執行を猶予すべきではない」として、懲役15年の求刑に対し、懲役10年の実刑判決を言い渡しました。

◆まとめ

今回の愛知の事件の付近では、1ヶ月前にもマンション1階で、男が男性会社員に背中から刃物で切り付け、逃走する事件が発生しています。
犯行の手口や地域・時間などが似ており、警察は同一犯のセンも疑っているようです。
このままでは、周辺住民が安心して生活する事が出来ません。
警察の奮起を期待します。
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