【大阪・高槻】8~15歳女性を殺害し遺体を遺棄した犯人の罪と罰

2015年8月13日、大阪府高槻市で若い女性の遺体が発見されました。
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【大阪・高槻】殺人事件・被害者女性の身元は寝屋川の中1女子?

◆大阪高槻・遺体遺棄事件

若い女性の遺体は、8月13日午後11時35分ごろ、物流会社の駐車場で、両手首を後ろ手に縛られ、うつぶせに倒れた状態で見つかりました。
遺体の状況から、女性はこの約4時間半前の午後7時ごろに死亡した可能性が高く、死因は窒息死ですが、全身30ヶ所以上に刃物で傷つけられたあとがありました。
女性の身長は約145cmで、発見当初は10代後半~20代とみられていましたが、解剖医が女性の体格などから8~15歳くらいの少女と推定しました。

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◆8~15歳女性を殺害し遺体を遺棄した犯人の罪と罰

この事件の犯人は、8~15歳くらいの女性の全身を30ヶ所以上切りつけ、首を圧迫して殺害し、遺体を物流会社の駐車場に遺棄したと見られています。
他人の生命を奪う行為は、刑法第199条の「殺人罪」を構成し、法定刑は死刑または無期もしくは5年以上(20年以内)の懲役となります。
また、殺人犯が犯行を隠すために遺体の隠匿行為を行う行為は、刑法第190条の「死体遺棄罪」を構成し、法定刑は3年以下の懲役となります。
「殺人罪」と「死体遺棄罪」は一般に併合罪とされるため、刑の最長は30年まで加重されることとなります。

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◆過去の類似した事件の判決

過去の類似した事件としては、2014年に熊本県で発生した殺人事件が上げられます。
この事件で48歳の無職の男は、好意を寄せていた当時17歳の女子高校生を「殺害すれば絶望して自殺できる」という理由で、背後からロープで絞めて窒息死させました。
熊本地裁は公判で、「ロープを準備するなど計画的で、殺意の強固さは明らか。被害者を殺せば絶望して自殺できると考えたとの動機も身勝手極まりない」と断じました。
判決は、懲役23年の求刑に対し、懲役18年の実刑判決を言い渡しました。

◆まとめ

今回の大阪・高槻の事件、被害者の携帯電話や財布など、所持品は見つかっていませんが、身元は時期に判明するでしょう。
8~15歳の少女を暴行し、刃物でいたぶり、殺害するなど、およそ人間の所業とは思えません。
現代社会に巣食う、人の姿をした悪魔を早く檻に閉じ込めなければなりません、第2の犠牲者が発生する前に。
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