【川崎・幸区】有料老人ホーム転落死事件~元男性職員の罪と罰

川崎市幸区の有料老人ホームで、3人の入所者が、相次いでベランダから転落死したことが明らかになりました。

◆川崎幸区・有料老人ホーム転落死事件

事件が起きたのは、積和サポートシステムが運営する「Sアミーユ川崎幸町」です。
この老人ホームでは、2014年11月から12月にかけて、80代~90代の男女3名が、ベランダから転落死しています。
しかし、3件の事件が発生したベランダには、それぞれ高さ120cmの柵が設置してありました。

(Amazonリンク)

◆事故なのか?事件なのか?

亡くなった3名は、要介護度が2と3の認知症であり、現場検証した神奈川県警が「事故」と判断したことを受け、市と運営会社も事故と位置付けています。
しかし、川崎市は9月7日になって「ベランダからの転落死という珍しいケースが3件も続き、非常に不自然と考えている」と述べました。
入所者3人が亡くなった日には、いずれも20代の元男性職員が宿直勤務に含まれており、神奈川県警は元男性職員らから事情を聴いています。

◆元男性職員の罪と罰

この元男性職員は、2015年5月、不祥事で懲戒免職になったという事です。
もし、この元男性職員が3人を転落させたのだとしたら、3件の殺人罪に問われるでしょう。
他人の生命を奪う行為は、刑法第199条の「殺人罪」を構成し、法定刑は死刑、または無期懲役、もしくは5年以上(20年以下)の懲役となります。
それぞれの刑において有期刑が選択されるなら、実際に下される刑は、それぞれの合計の期間になると思われます。

スポンサードリンク

◆まとめ

2015年5月ごろ、この施設の職員4人が、入所者の女性(85)に暴言や暴行を加えたとして、市が改善を求める指導を行っていました。
この施設は、人の質が悪いようですね。
反省を忘れたサルには、法律と行政の厳しい処分が待っています。
《関連の記事》
【広島・横川】マンション殺人~66歳男性を撲殺した犯人の罪と罰
【秋田・鹿角】タクシー運転手殺人~道の駅で刺殺?犯人の罪と罰
老人ホームの種類~介護付き有料老人ホームとは?費用や評判など

コメント

タイトルとURLをコピーしました