【広島・横川】マンション殺人~66歳男性を撲殺した犯人の罪と罰

2015年9月7日、広島市内のマンションで、殺人事件が発生しました。

◆広島横川・マンション殺人事件

事件があったのは、広島市西区のJR横川駅近くにあるマンションの一室です。
9月7日午前11時過ぎ、この部屋に住む66歳の男性が、首にひもが巻かれた状態で倒れているのを、訪ねて来た知人の男性が発見しました。
男性の顔には袋がかぶせられており、複数の殴られた痕があったことから、警察は殺人事件と断定して捜査を進めています。
部屋からは血のついた灰皿が見つかっており、また、財布と携帯電話がなくなっているという事です。

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◆66歳男性を撲殺した犯人の罪と罰

亡くなった男性には、複数の殴られた痕があり、顔には袋がかぶせられ、首にひもが巻かれた状態で倒れていました。
他人の生命を奪う行為は、刑法第199条の「殺人罪」を構成し、法定刑は死刑、または無期懲役、もしくは5年以上(20年以下)の懲役となります。
また、現場から財布がなくなっていることから、刑法第240条の「強盗殺人罪」を構成する可能性もあります。
強盗殺人罪の法定刑は、死刑、または無期懲役です。

◆過去の類似した事件の判決

過去の類似した事件としては、2015年に大阪で発生した強盗殺人事件が上げられます。
この事件で、当時26歳の無職の男は、39歳の男性が住むマンションに押し入り、催涙スプレーを吹きかけたうえで、ハンマーで頭を殴って殺害しました。
また、現金およそ15万円やスーツなどを奪ったとして、強盗殺人などの罪で起訴されました。
大阪地裁の裁判員裁判は、「動機は極めて身勝手で、犯行は危険かつ残虐で執ようだ」と指摘。
判決は、求刑通り無期懲役を言い渡しました。

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◆まとめ

事件があった広島市横川地区は、国産乗合バスが日本で最初に走った土地だそうです。
21世紀になって、地元商店街はレトロバスを復元させ、地域活性化に役立てています。
そんな元気な街に、血なまぐさい事件は似合わないでしょう。
犯人は、まだ街中にいます。事件の早期解決を願います。
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