2015年9月24日、女優の川島なお美さんが、胆管がんのために亡くなりました。
今回は、川島さんを襲った「病気」に注目して、その経過をたどりたいと思います。
◆癌発覚で余命宣告
川島なお美さんの病気が発覚したのは、2013年7月のことでした。
人間ドッグを受診したところ、肝臓に小さな腫瘍が見つかり、舞台出演を控えていたため、悩みに悩みぬいた末、翌2014年1月に手術を受けています。
実は、腫瘍が見つかった段階で、「余命1年」を宣告されていたことが、山田邦子さんの話から明らかになっています。
(引用元・川島なお美オフィシャルブログ)
夫の鎧塚俊彦さんは、この2013年7月から2014年1月までの半年間が悔やまれると、話しています。
もう少し早く手術を受ければ、結果は違ったかもしれない、という事なのでしょう。
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◆衝撃の激やせ
2014年3月、「FLASH」が、川島なお美さんが約12時間にわたる手術を受けていたことを報じ、川島さんも手術の事実を公表しました。
その後は、病気の話題は特にありませんでしたが、病に伏せていた訳ではなく、舞台に出たり、たまにテレビに出演したりしています。
世間が驚いたのは、2015年9月7日、日本初上陸のシャンパン「シャンパーニュ コレ」の発表会に、夫の鎧塚俊彦さんと出席した時です。
テレビに登場したのは久しぶりだったため、その激やせぶりに注目が集まったのです。
しかし、川島さんのブログを見ると、突然やせたわけではなく、少しずつ体重が落ちて行っていることが分かります。
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また、川島さんの凄いところは、そのような状態でも定期的にブログを更新し、自身の写真も躊躇なくアップしているところです。
一般的には、このような状況ならば、ブログを中止したり、写真の掲載を控えたりするものですが、ここにも川島さんのブレない強さが感じられます。
◆末期
激やせが報じられた事など「どこ吹く風」で、9月10日までは、横浜でミュージカルの舞台をこなしているから驚きです。
9月14日には長野へ移動し、16日のミュージカル長野公演に出演後に、体調不良でダウン。
17日には、ミュージカル降板が発表されました。
その後もブログの更新を重ね、9月19日には病床の写真とともに「今は動かなくってしまったエンジンを直してます」とコメント。
再起を誓いましたが、希望はかなわず、9月24日、帰らぬ人となりました。
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◆まとめ
一連の経緯で感じるのは、川島なお美さんという方の、女優としての「プロ魂」とでも表現すれば良いでしょうか。
癌との闘いには、抗がん剤治療ではなく民間療法を選びましたが、その理由を以下のように語っています。
「抗がん剤の副作用でステージに立てなくなる可能性があるなら、私は最後まで女優として舞台に立ち続けたい」
川島なお美さんは、確かに最後まで女優でした。
天国では、好きなワインを飲みながら、ゆっくりとお休みください。
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