【千葉・市原】1歳男児にタバコ!風俗勤務の母親らの罪と罰

2015年12月8日、男児の口にたばこを押しつけて吸わせようとしたとして、母親と交際相手が書類送検されました。



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◆1歳男児にタバコ!

暴行の疑いで、千葉地検に送検されたのは、男児の母親で自称風俗店従業員の女(26)と元交際相手で自称塗装工の男(29)です。
母親と交際相手は、2013年9月ごろ、女の当時1歳の長男の口に、火を付けて喫煙できる状態のたばこを押しつけた疑いが持たれています。
女は「面白い画像が撮れると思った」と供述し、男も「悪ふざけでやった」と容疑を認めています。
男児に、火傷などのケガはありませんでした。
151208_千葉市原・男児にタバコ事件.jpg
《イメージ画像》

◆風俗勤務の母親らの罪と罰

母親と交際相手は、当時1歳の男児の口に、火を付けて喫煙できる状態のたばこを押しつけたとされています。
ケガに至らない程度の暴行を加える行為は、刑法第208条の「暴行罪」を構成し、2年以下の懲役、もしくは30万円以下の罰金、または拘留、もしくは科料が科せられます。
「拘留」とは、30日未満の期間、刑事施設に拘束する自由刑であり、「科料」とは、1万円未満を強制的に徴収する財産刑です。



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◆過去の類似した事件

先に明るみとなった事件と言えば、11月に名古屋で、24歳の父親と16歳の少女が、2歳の男児にタバコを吸わせ、逮捕されています。
この事件で名古屋区検は、男児の父親を「暴力行為法違反」で名古屋簡裁に略式起訴し、簡裁は罰金10万円の略式命令を出しました。
また、交際相手の無職少女は、同法違反の非行内容で、名古屋家裁に送致されました。

◆まとめ

発生の時期は異なりますが、同じような事件が連続で発覚する事態となりました。
「SNSが面白半分の事件を作り出している」という意見があるようですが、これはポイントがずれていると思います。
これまで明るみに出なかった事件が、SNSで露見していると見た方が良いでしょう。
人間は愚かなことを仕出かす生き物であり、その本質は、昔も今も変わってはいないのです。



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