【東京・世田谷】コンビニで小銭投げつけ迷惑行為・男4人の罪と罰

2015年12月19日、コンビニエンスストアで迷惑行為を繰り返した男4人が逮捕されました。



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◆小銭投げつけるなど迷惑行為

威力業務妨害の現行犯で、警視庁北沢署に逮捕されたのは、住所不定の21歳の男ら4人です。
男らは、12月19日午前1時ごろ、東京都世田谷区のコンビニで、レジを担当していた店長の男性(51)に小銭を投げつけました。
そして「拾えや、ちゃんと探せ」と怒鳴りつけたうえ、1時間程度駐車場に居座り続けるなどして、店舗の業務を妨害したとされています。
4人はジュースを購入して「袋が小さい」と因縁を付けたほか、おでんのソーセージを1本買って、複数の箸を無理やり要求するなど、迷惑行為を繰り返していました。
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《イメージ画像》

◆男4人の罪と罰

男らは、コンビニの店長に小銭を投げつけたり、駐車場に居座り続けるなどして、店舗の営業を妨害したとされています。
直接的・有形的な方法で人の業務を妨害する行為は、刑法第234条の「威力業務妨害罪」を構成し、法定刑は3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
「業務」に含まれる範囲は、コンビニ営業などの経済的活動だけでなく、人が社会生活上占める一定の地位に基づいて営む活動一般が含まれます。



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◆過去の類似した事件

過去の類似した事件として思い出されるのは、2014年に大阪で発生した「コンビニ土下座事件」です。
この事件では、10代から40代の男女4人がコンビニの店長やオーナーに因縁をつけ、土下座をさせたりタバコを脅し取ったりしました。
しかし、加害者の10代の少女がこの様子を動画で撮影し、ネットにアップしたところ、たちまち炎上し、4人は逃げられなくなって自首。
タバコを脅し取っていたため、恐喝罪で逮捕され、成人3人は懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受け、少女は中等少年院に送致されました。

◆まとめ

今回の世田谷の事件、4人のうち3人は酒を飲んでいたもようで、「なぜ逮捕されたかわからない」などと話しています。
この期に及んで、逮捕された理由も分からない若者には、きついお灸が必要でしょう。
最近は、コンビニなどでの迷惑行為が相次いでおり、法治国家として、法律できちんと対応する姿勢を見せて欲しいと思います。



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