2020年5月22日、長野県千曲(ちくま)市で小学2年生の男児が行方不明になりました。
男の子に何があったのでしょうか?
◆長野千曲で行方不明
行方不明になった男児は、長野県千曲市内川に住んでいました。
公立小学校ならば、戸倉(とぐら)小学校か五加(ごか)小学校の校区となっています。
男児が行方不明になったのは、千曲市内を流れる「千曲川」です。
聞き覚えがないかもしれませんが、新潟県での名称「信濃川」と聞けば、ご存じの方も多いでしょう。
千曲川の部分は海から遠いので、急流の箇所が多い川となっています。
◆行方不明の男児
行方不明になったのは、7歳で小学2年生になる男児でした。
22日午後5時半ごろ、弟と一緒に自宅を出たまま、行方が分からなくなっています。
千曲川にかかる冠着(かむりき)橋付近で、男児が乗っていた自転車が見つかったということです。
男児は身長約120センチでやせ形。
丸刈りで、黒いTシャツと灰色のズボンを身につけていました。
◆父親と母親
22日午後9時半ごろ、男児の父親は警察に捜索依頼を出しました。
6時半ごろから探し始めたとして3時間。
どんな思いで幼い子供たちを探したことでしょう。
母親については、現在のところ報道されていません。
◆弟は無事に発見
日付が変わり、5月23日午前0時15分ごろ。
4歳になる男児の弟は、冠着橋から200メートル手前の川の中で、木の枝につかまっているところを救助されました。
意識ははっきりしており、けがはないということです。
弟の発見場所から近くで、男児の長靴などが見つかったことから、警察は男児が川に流された可能性があるとみて捜索しています。
◆まとめ
警察や消防などは、およそ30人態勢で捜索を行っています。
5月とはいえ水温はまだまだ冷たく、予断を許さない状況です。
男児の無事を心より願っています。
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