埼玉県朝霞市で発生した、女子中学生誘拐監禁事件は、犯人と思われる男が確保されました。
容疑者の男に何があったのか、背景となる家族にスポットを当てたいと思います。
◆容疑者本人
容疑者の男は、大阪府池田市の出身の23歳。
高校卒業後に実家を離れ、今年度まで千葉大学工学部に在籍し、千葉市稲毛区に住んでいました。
2016年2月、東京都中野区のマンションに引っ越し、3月に千葉大を卒業。
就職先は、消防設備関係の企業に決まっていたということです。
航空機が趣味で、大学時代のニックネームは「パイロット」。
男のFacebookには、勤務先として米国内の航空学校の名前が記されており、航空機とともに撮影した写真などが掲載されていました。
3年前、アメリカのパイロット養成学校でプライベートパイロットの受講コースを受けていたこともあります。
◆実家・父親の職業は?
容疑者の実家・父親の職業は、会社経営者。
「e-防犯.com」という防犯関係の会社を経営しています。
容疑者の男が内定していたという会社は、この父親の会社だったのではないか?と言われています。
◆母親
容疑者の男の母親は、十数年前から、池田市内にある賃貸住宅の一軒家(家賃18万円)で、家族と暮らしています。
「母親はすごく教育熱心だった」
近所の男性はこのように証言。
その甲斐あって、容疑者の男は難関の「大阪教育大付属池田中学校・高校」を卒業できたのでしょう。
◆兄弟はいる?
容疑者の男には、妹が1人います。
今回のおぞましい事件に、妹も心を痛めている事でしょう。
◆祖父
容疑者の男の祖父は、池田市内に住んでいます。
祖父は、容疑者の身柄確保をテレビのニュースで知ったといい、取材に次のように答えました。
しばらく会っていないので最近の様子は分からない。気持ちの優しい子なので、なぜこんなことをしたのか。被害者に申し訳ないことをしてしまった
◆まとめ
《被害者に関する記事はこちら》
埼玉朝霞・行方不明少女の『家族』~父・母・娘の空白の2年間
容疑者の男は、両親が揃う普通の家庭に育ち、難関の千葉大工学部を出て、趣味の航空機ライセンスを取得するなど、充実したものでした。
勝ち組とも言える男の内面に巣喰った悪魔は、一体何だったのでしょうか?
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