2016年5月28日、しつけとして山林に置き去りにされた7歳の男児が、行方不明となる事件が発生しました。
今回は、世間から大きな注目を浴びた男児と、その『家族』にスポットを当て、ご紹介します。
◆置き去りにされた7歳男児
今回の事件で行方がわからなくなっていたのは、北海道北斗市に住む、小学2年生の7歳の男児です。
男児はこの日、家族と公園に出掛けた際、車に向かって石を投げたために叱られましたが、言うことを聞かなかったということです。
この後、しつけと称して、男児は山林に置き去りにされました。
《イメージ画像》
両親が、約5分後に戻ったときには、男児の姿はなかったということです。
男児は身長約120センチで、不明時の服装は緑と白のストライプのTシャツに紺色のジーンズ姿。
⇒後に「胸にアルファベットの文字の入った黒色の服に紺色のジャージのズボン」へと証言変更。
赤色の運動靴を履いていますが、食料や携帯電話などは持っていませんでした。
◆父親の名前や画像は？
男児の父親は、44歳の会社員。
父親の名前や画像は、大手メディアでも公開されているようです。
《産経新聞》
《TBSニュース》
父親は取材に対し、次のように話しています。
しつけのために、ちょっと怖い思いをさせようと思った。活発で元気な子だけど、体調も含めて心配です
男児の両親は当初、警察に対し、虚偽の説明していたことが、大きな批判を浴びました。
家族で山菜採りをしていてはぐれた
事実と異なる説明をしたことについて、父親は、次のように話しました。
本当のことを言うと（虐待をしたなどと）疑われるかもしれず、世間体を気にした。多くの皆さんに迷惑をかけ、申し訳ない気持ちでいっぱいです
◆母親の罪
今回の事件、母親はメディアに一切登場していません。
しかし、父親と一緒に男児を置き去りにし、虚偽の説明に同調した罪は、免れないでしょう。
それにしても、父親、祖父母、親戚はおろか、小学生の姉までがインタビューに応えているのに、母親だけが沈黙を貫くのは、何か理由があるのでしょうか？
◆姉の年齢は？
置き去りにされた男児には、3歳年上の小学5年になる姉がいます。
姉は当初、メディアの取材に対し、次のように話しました。
お父さんと（弟）が山菜があるかどうか見てくるといって出て行った。 私とお母さんは車の中で待っていた。そしたら（弟）がいなくなったとお父さんから連絡が入った。
両親は、姉にも虚偽の説明を求めたのでしょうか？
それはそれで、不自然だと思いますが…
◆祖父
置き去りにされた男児の祖父（64）は、メディアの取材に対し、次のように話しました。
両親ともに優しく、（置き去りにしたのは）どういう経緯なのか想像がつかない
軽い気持ちで置き去りにしたのだろうか。早く帰ってきてとしか言いようがない
◆祖母
置き去りにされた男児の祖母も、積極的に取材に応じています。
（男児は）どちらかと言うと活発な子
元気でね、すぐ帰ってきてくれることだけを祈っているんですけど
この祖母は母方らしいですが、婿（男児の父親）のインタビューに割り込んで答えるなど、奇妙な行動が見られます。
◆まとめ
事件発生から2日経過しても、男児は見つからず、「置き去りの話も嘘なのではないか？」と両親を疑う声も出ています。
一般に、災害で救出を待つ人たちの生存率が急激に低下し、災害医療分野で生死を分けるタイムリミットは72時間。
72時間は、人間が飲まず食わずで生き延びられる限界ともされています。
家族に、救助隊に、そして男児に残された時間は、もう残り僅かしかありません。
【2016年6月3日追記】
男児は6日ぶり、奇跡的に保護されました！
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https://kagerou-kazoku.com/missing-in-suo-oshima
コメント
東住吉少女殺害も秋田と神戸と寝屋川の連続児童殺害もみんなやった側は「しつけ」と主張して無罪として処理されるんだよ。
コメントありがとうございます。
まずは男児が無事で何よりだと思います。
ひとしきり喜んだあとには、両親による躾の違法性や、費やした捜索費用の
負担などを、しっかりと検証する必要があると思います。