2023年4月6日、陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶ち、捜索が行われています。
陸自ヘリにいったい何があったのか?
今回は、この不明事件を時系列でまとめ、その全貌を読み解いていきます。
沖縄で陸自ヘリが行方不明 - 宮古島付近https://t.co/uEE26zsaWH
— 共同通信公式 (@kyodo_official) April 6, 2023
◆陸自ヘリ不明事件の時系列
3月30日(木)
行方不明のヘリコプターに乗っていた第8師団長の坂本雄一陸将が着任。
3月31日(金)
坂本陸将は着任式で、
厳しい安全保障環境のなかで戦い方そのものが変化している。変化や進化を意識して、挑戦することを心がけてほしい
と、隊員に訓示していた。
4月6日(木)午後3時46分
行方不明機が、宮古島分屯基地を離陸。
4月6日(木)午後3時56分
沖縄県・宮古島周辺を飛行していたヘリコプターの機影が、レーダーから消えた。
4月6日(木)午後5時5分
着陸予定時間であったが、機体は戻らず。
4月6日(木)午後6時30分以降
機体のローターとみられる破片や油などが見つかった。
陸自ヘリ航跡消失 第8師団長など10人搭乗 自衛隊など捜索続く #nhk_news https://t.co/fcOP40lQtq
— NHKニュース (@nhk_news) April 6, 2023
4月6日(木)午後6時50分ごろ
海上保安庁の巡視船が「陸上自衛隊」と書かれた、折りたたまれた状態の救命用のボートを発見し、引き揚げた。
見つかったのは、池間島灯台から西南西におよそ7キロの海域。
陸自ヘリ不明、救命いかだ発見 https://t.co/u0eT20QPrG
現場周辺では行方不明となった陸自ヘリコプターのものとみられるが、誰も乗っていなかったという。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 6, 2023
4月6日(木)午後7時前
岸田首相は首相官邸で、
防衛省で確認中です。人命救助最優先で取り組んでいく。今把握しているのは以上です
と、記者団に語った。
4月6日(木)午後7時46分
ヘリコプターに搭載されていた燃料は、離陸から4時間後の午後7時46分ごろにはなくなる量だったことなどから、航空事故と判断。
4月6日(木)午後9時ごろ
森下泰臣・陸上幕僚長は、東京・市谷の防衛省で会見し、
1秒でも早く隊員全員を救助するため、引き続き捜索活動をする
と、硬い表情で述べた。
「一秒でも早く」と陸幕長 ヘリ事故、情報収集急ぐ https://t.co/VBQ6PmTQ9z
陸自トップの森下泰臣陸上幕僚長は6日夜、緊急の記者会見を防衛省で開いた。硬い表情を崩さず、航空機事故と判断したと明らかにし「一秒でも早く隊員全員を救助するため全力で捜索、救難活動を継続する」と強調した
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 6, 2023
◆行方不明のヘリコプター
今回、行方不明となったのは、陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60JA」です。
「UH60JA」は、1999年度に配備が始まった多用途ヘリで、部隊の輸送や災害派遣に使われています。
全長約20メートル、航続距離は約470キロ、巡航速度は時速約240キロ、最大定員は14人。
二つのエンジンを搭載し、機体の信頼性は高いとされています。
◆まとめ
という訳で今回は、陸自ヘリの不明事件を時系列で見てきました。
機体の早期発見と、搭乗員の無事を願っています。
コメント