2016年9月13日、北海道旭川市の住宅で、家族3人が犠牲となる事件が発生しました。
3世代で暮らす『家族』に、いったい何が起こったのでしょうか?
◆旭川殺人事件の発見者・父親
事件は、13日午後5時15分ごろ、父親が帰宅したことにより発覚しています。
父親の年齢は62歳。
平日であったため、仕事に出ていたのでしょうか?
◆母親
父親が帰宅したとき、母親は、上半身が血だらけの状態で倒れており、すでに死亡していました。
母親の年齢は55歳。
専業主婦であったならば、夕食の準備をしていた時間帯です。
料理用の包丁が、凶器となってしまったのかもしれません。
◆祖父母
父親が110番し、駆けつけた警察がさらに内部を調べたところ、2階の部屋で男女が死亡しているのが見つかりました。
男女は母親の両親で、年齢は祖父が80歳、祖母が78歳です。
◆30代の娘
さらに、2階の別の部屋では、30代の娘が意識不明の状態で倒れていました。
娘は腕にけがをしており、市内の病院に運ばれましたが、命に別条はないということです。
娘の部屋からは血のついた包丁が見つかっており、警察は殺人事件とみて娘の回復を待って事情を聴く方針です。
◆まとめ
親子3世代が暮らすアパートのような2階建て住宅には、1階に父母、2階に祖父母と娘が別々に住んでいました。
周辺住民は、
少し前から同居している。(娘が)2階に住んでいると聞いた。(母親は)物静かでおとなしい、人とあまり話さないという感じ。母親のことを知っていたから余計につらい。
と証言しています。
警察には、父母方から
家族の生活音がうるさい。
という相談が寄せられていたといいます。
政府は、少子化対策として3世代同居を推進していますが、親子だから必ず
仲良くやっていける。
というわけではないことを、この事件は教えてくれています。
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