大分佐伯・行方不明女児の『家族』~2歳の娘、父、母、曽祖父母

行方不明事件

2016年12月5日、大分県佐伯市で、女児が行方不明になる事件が発生しました。

女児を取り巻く家族に注目し、事件の背景にスポットを当てたいと思います。

◆曽祖父母

事件が発生したのは、大分県佐伯(さえき)市宇目大字大平にある、女児の母親の曽祖父母宅でした。

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《画像:行方不明現場付近》

宇目大平とは、佐伯市の中心部から車で1時間ほど走った場所で、国道10号線沿いではあるものの、かなりの山間部にあります。

女児は、母親と祖母ら4人の親せきで、曽祖父宅の近くにある畑に行き、行方不明となっています。

◆女児

今回の事件で行方不明となったのは、佐伯市城南町に住む、2歳の女の子です。

女児は、近くの畑にいる際、家族が5分ほど目を離した間に行方が分からなくなりました。

女児は、身長90~100センチ。

髪形はショートで白のカーディガン、緑の長袖シャツ、紺のジーパン、赤い靴を着用していました。

◆母親

女児が行方不明となったとき、29歳の母親は野菜の収穫作業をしている最中でした。

母親は、

収穫中もそばにいたが、5分ほど目を離した間にいなくなった

と話しています。

◆父親

事件が起きた時、父親は一緒にいなかったようです。

平日でもありますし、仕事に出かけていたのでしょう。

父親によりますと、

(女児は)最近歩けるようになったばかり

ということですが、一人でしっかりと歩けるという事です。

◆まとめ

警察は、消防と合同でおよそ80人の態勢で付近を捜索しています。

行方不明になった時間は、午後1時ごろといいますから、山間部とはいえ、周囲は明るい時間帯です。

誘拐などの事件性は低く、近くの山などに迷い込んだ可能性の方が高いと言えるでしょう。

この事件で思い出すのは、2016年5月に北海道で発生した、7歳男児の行方不明事件。

行方不明から6日間、男児は見つからず、正直、日本中が諦めかけた瞬間。

男児は、行方不明地点から4km離れた自衛隊の施設に、ひょっこり現れたのでした。

年齢は異なりますが、今回の女児も、ひょっこり帰ってくることを願います。

《追記》

2016年12月6日、不明から21時間がたった午前10時前、女児は無事に保護されました(^_-)

お父さんの会社の同僚が、畑からおよそ2キロ離れた山の斜面で、うずくまっていた女児を発見したのだそうです。

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