2009年11月、島根県の女子大生殺人事件の犯人が、7年ぶりに明らかとなりました。
既に死亡している犯人の素顔に迫りたいと思います。
◆犯人・当時33歳の男
7年の時を経て犯人として浮上したのは、当時、島根県益田市に住んでいた、33歳の男でした。
男は、ソーラーパネル販売会社で働いており、数カ月でソーラーパネルを6台も売るなど、
営業成績はすこぶる優秀だった
ということです。
女子大生の遺体が発見された日の夜、
用事があるので、明日から2日間代休がほしい
と勤務先に電話があり、その2日後の2009年11月8日。
男は、中国自動車道下り線で自動車事故を起こし、死亡しました。
◆実家
犯人の男の実家は、山口県下関市にありました。
男は、中学校までを実家で過ごし、高校・大学は九州地方の学校へ進学しています。
◆父親
男の父親は、事件当時、すでに他界していました。
男が自動車事故を起こしたのは、父親の墓参りから戻る途中だったということです。
◆母親
男の母親は、事件当時、58歳。
母親は、男と一緒に自動車事故にあい、共に亡くなっています。
車はガードレール3カ所に衝突して炎上し、男は運転席で、母親は車外で見つかりました。
2人の死因は焼死で、現場付近にブレーキ痕やスリップ痕はありませんでした。
◆弟は美容院を経営
犯人の男には、弟がいます。
弟の年齢は38歳ということなので、男より2歳年下くらいでしょう。
男と母親が亡くなった後、弟は実家を建て替えるとともに、美容室を開業しました。
しかし、最近になって
一身上の都合で閉店します
との紙が張り出され、向かいの駐車場にあった店の看板も、ブルーシートで覆われています。
弟の姿が見られなくなったことから、心配した同級生の男性が電話しましたが、電話はつながりませんでした。
◆まとめ
父を亡くし、前途ある若い女性を殺め、罪を償うようにこの世を去った、犯人の男と母親。
この家族をよく知る男性は、
昔は元気よくあいさつしてくれる明るい子で、弟と一緒に買い物に出かける姿が印象的だった…
と話しています。
残された弟は、今どこで、何を思っているのでしょうか?
犠牲となられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
コメント
少なくとも弟は殺害された女子遺族に(事故死した犯人と母親の) 保険金を払えよ。
コメントありがとうございます。
遺族の方は当然、そういうご心境だと思います。