2018年のゴールデンウィーク、新潟県阿賀野(あがの)市の五頭(ごず)連山に入った親子が行方不明となっています。
これまで分かっていることをまとめたいと思います。
◆新潟阿賀野・五頭連山で親子が行方不明
2018年5月5日午後2時ごろ、親子は新潟県阿賀野市の五頭連山に、日帰りの予定で登山に出かけました。
目的地は、赤安山(582m)と扇山(524m)でした。
ところが午後4時ごろ、家族に対し、
“道に迷ったのでビバークする”
という連絡が入ります。
ビバークとは、緊急避難的に野外で一夜を過ごすことです。
そして、翌朝6日の午前7時半ごろ、
“これから下山する”
と再び電話がありました。
これで事件は終息したかに見えましたが、その後、親子と連絡が取れなくなります。
◆37歳父親は遭難(そうなん)?
行方不明となっている父親は、新潟市北区に住む、37歳の会社員です。
名前を検索すると、名刺管理アプリ『Eight』で同盟の方がプロフィールを公開していますね。
プロフィール上の勤務先は『第一貨物株式会社』。
同社は新潟にも拠点があるので、この会社にお勤めなのかもしれません。
父親の知り合いは、
“そう(登山の)経験があるとは思えない。子どもを遊ばせるつもりで登ったのかもしれない”
と話しています。
◆6歳長男は小学校に入学したばかり
父親と一緒に行方不明となっているのは、父親の長男で6歳の長男です。
この春小学校に入学したばかりの1年生。
小学校は住所から見ると、新潟市立早通南小学校だと思われます。
今の状況は不安だと思いますが、お父さんが一緒なので頑張ってほしいですね。
◆帰りを待つ母親
今回の親子の登山に、母親は同行していません。
さぞ自宅で心配されていることでしょう。
ちなみに「ビバークする」という連絡は、会社員男性の父親(子供の祖父)に対してありました。
普通なら、母親(妻)に連絡をしても良さそうですが、何か都合があったのかもしれません。
翌日午後6時になっても父親と子供が帰らないので、家族は警察に届け出たということです。
この届出は、母親が行ったのでしょうか?
◆まとめ
父親と子供の捜索は、警察と消防など約30人で7日午前5時半から始まりました。
8日も午前5時から、40人体制で捜索する方針です。
警察などは、2人が通ったと見られる「松平コース」周辺を重点的に捜すとともに、ドローンを使って周辺の沢なども捜すことにしています。
何とか見つかってほしいと願います。
《追記》
2018年5月29日、新潟県警のヘリコプターが、親子とみられる2人の遺体を発見しました。
ご遺体は、うつぶせに折り重なるようにして倒れていたということです。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
◇編集後記
子供とキャンプやピクニックに出かけるときは、こういうものを持参するのも良いでしょう。
万が一の時は、防雨や防寒に有効です。
収納バッグがついているので、子供のリュックにサッと入れることができます。
コメント
タイトルの読み方が分からない、見かけない文字は、振り仮名をふって欲しい。
コメントありがとうございます。
たしかに読みづらいですね、申し訳ありません。
タイトルは字数が限られているので、本文中に振り仮名を振らせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。